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ミトコンドリアの働きのコンピュータ上再現に成功 | ミトコンドリアの働きのコンピュータ上再現に成功 |
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(04.7.23) 慶應義塾大学先端生命科学研究所の柚木克之研究員と冨田勝教授の研究グループは、ミトコンドリアの働きをコンピュータ上に再現することに成功しました。このモデルを用いて、コンピュータ上で遺伝子異常や代謝異常をバーチャルに発生させ、ミトコンドリア病の治療法や診断法の開発に貢献することが期待されます。 ミトコンドリアはヒト細胞内の小器官であり、ヒトが取り込んだ酸素の約90%を使って筋肉の動きや細胞分裂などに必要なエネルギーを生産するいわば「細胞の発電所」です。ミトコンドリアに異常があると、パーキンソン病や心筋症など様々な疾患を引き起こしますが、その病理学的なしくみは未解明のことが多いです。今回、同グループは、研究所が開発した細胞シミュレーションソフトウェア「E-CELL」を用いて、ミトコンドリア代謝のほぼ全体を再現するシミュレーションモデルを完成させました。ミトコンドリアの一部分を再現した研究は過去にも存在しますが代謝全体を再現したモデルは世界で初めてです。 この成果は7月22日発行の英国の国際論文誌Bioinformatics誌に掲載されました。 |