IABについて | 慶應義塾大学先端生命科学研究所にようこそ! |
![]() 先端生命科学研究所は、2001年4月、鶴岡タウンキャンパス(山形県鶴岡市)に設置された本格的なバイオの研究所です。当研究所では、最先端のバイオテクノロジーを用いて生体や微生物の細胞活動を網羅的に計測・分析し、コンピュータで解析・シミュレーションして医療や食品発酵などの分野に応用しています。本研究所はこのようにITを駆使した「統合システムバイオロジー」という新しい生命科学のパイオニアとして、世界中から注目されています。 統合システムバイオロジーのパイオニア
慶應義塾大学先端生命科学研究所(Institute for Advanced Biosciences, IAB)は、最先端のバイオテクノロジーと ITを駆使した新しい生命科学のパイオニア的研究拠点として、2001年に設立されました。 当研究所の究極の目標は、有用な微生物や医薬品を人工的に「デザイン」し、環境・医療・食糧分野に応用する技術の開発です。そのために私たちは、以下のような研究モデルを提案します(研究紹介)。
学部・大学院教育でも、バイオとITの両方を専門的に学ぶカリキュラムを用意し、次の世代のバイオ研究を担う人材育成に取り組んでいます(大学院教育について)(学部教育について)。
世界最大規模のメタボロームファクトリー
本研究所からスピンオフしたベンチャー企業、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(HMT) は、メタボロミクスのリーディングカンパニーです。キャピラリー電気泳動質量分析計(CE-MS)によるメタボローム解析技術をベースに事業を展開し、各種バイオマーカーの開発に取り組んでいるほか、CE-MSを用いたメタボロミクスソリューションを提供し、多くの企業・研究機関との共同研究を進めています。HMTとの連携により、先端生命科学研究所を中心とした大規模なメタボロームクラスターが形成されています。
ごあいさつ 研究所長:冨田勝
日本社会は失敗を許さない雰囲気があります。だから確実に成果が見込まれる研究に優先的に予算をつける傾向があります。しかしそれではブレークスルーは出てこないし、若手がチャレンジする意欲を減退させてしまいます。 慶應義塾はこの研究所を「アカデミックベンチャー」と位置付け、失敗を恐れず未知の領域に果敢に挑戦し、新規先端技術の開発を積極的に推進します。本研究所は代謝工学や分析化学、そしてゲノム工学などの実験グループを擁する本格的なバイオの研究所ですが、コンピュータシミュレーションなど ITの最先端技術をメインに位置付けることによって、「IT主導のバイオサイエンス」という新しい生命科学のパラダイムの確立を目指します。 最先端の学問分野においては、教授も学生と一緒に勉強しなければなりません。本研究所では福澤諭吉の「半学半教」の精神に基づき、年功序列的な雰囲気を一掃します。世界の誰も挑戦したことのないプロジェクトに、教授、若手研究者、学生が一体となって取り組み、共に成功を喜び、共に失敗を悲しみ、共に学び、時には語り明かす時、日本で忘れかけてきた「サイエンスの楽しさ」が蘇えることでしょう。 また、都市圏に集中する傾向のある日本のアカデミズムにおいて、自然豊かな郊外でこそ豊かな発想を育む、という欧米型キャンパスをめざして山形県にキャンパスを開設したことも慶應義塾のチャレンジと言えましょう。ビーチまで15分、スキー場まで30分という鶴岡の豊かな自然を背景に、私達は日本のサイエンスのあり方を一新することにも挑戦していきます。
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| 最終更新日 ( 2007/06/08 金曜日 07:42:12 JST ) |