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曽我教授、冨田教授 文部科学大臣表彰科学技術賞受賞

4月17日、文部科学省主催により挙行された「平成19年度(第48回)科学技術週 間 特別行事」において、曽我朋義教授と冨田勝教授が「平成19年度科学技術分野の文部科学大臣表彰科学技術賞」を受けました。

今回受賞した「科学技術賞-研 究部門」は、我が国の科学技術の発展等に寄与する可能性の高い独創的な研究または開発を行った者を対象とし、両教授による「メタボローム解析技術開発に基 づくバイオマーカーの探索研究」の業績が評価されました。

■曽我朋義教授のコメント

慶 應義塾で生まれたキャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)法によるメタボローム解析技術が高く評価され、このような名誉ある賞を頂き 大変うれしく思います。これまでこの測定法の開発に関して、ご指導、ご協力を頂いた慶應の先生方、スタッフ、学生、研究を支援していただいた事務の方、実 試料に適応して頂いた全国の共同研究者の方々に感謝申し上げます。今後この方法論が医薬、化学、食品、環境等多くの分野で使われ、人類の幸福や社会の発展 に少しでも貢献できれば、開発者の一人として望外の喜びです。

■冨田勝教授のコメント

海外の先端技術を取り入れて"優等生的な研究"を行うのと違い、自ら全く新しい独創的な研究をすることは時として勇気が必要です。しかし試行錯 誤する勇気なくして日本の科学技術の発展はありえません。勇気を持って取り組んだ先端生命科学研究所のメンバーを誇りに思うとともに、独創的なアイデアを 育んだ鶴岡の自然と、ご支援を下さった山形県と鶴岡市民の方々に感謝します。これからも新しいことにどんどん挑戦して、日本発の斬新な技術を開発していき たいです。

このニュースは下記のメディアでも報道されました。

  • 山形新聞 4/17 24面
  • 荘内日報 4/18 1面

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