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特殊な細胞膜の脂質が免疫を暴走させる! -短い脂肪酸をもつスフィンゴミエリン(SM C12)が自然免疫を強く刺激し 炎症を起こす細胞死を誘導する仕組みを解明-

大阪大学放射線科学基盤機構の黄栩昊(コウ シュウホ)特任助教(常勤)(研究当時 大学院理学研究科博士後期課程)、大阪大学放射線科学基盤機構の樺山一哉教授、深瀬浩一特任教授(常勤)らの研究グループは、慶應義塾大学先端生命科学研究所の狩野裕考特任助教、鳥取大学の花島慎弥教授、東北医科薬科大学の稲森啓一郎教授らとの共同で、スフィンゴミエリン(SM)の脂肪酸鎖長の違いが自然免疫のスイッチをオン・オフする鍵...

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「普段の食事」で腸内環境は揺らがない?腸内環境の驚くべき「個性」と「安定性」が判明〜日本人を対象とした食事介入試験で腸内環境の「個性」と「安定性」を検証〜

今回の発表のポイント •腸内細菌叢やそれらの代謝物質の構成は、日々の食事の違いによらず個人ごとに特有で、かつ安定していることを、25名の健康な日本人を対象とした研究で明らかにしました。•腸内のメタボロームプロファイルは機械学習により92%以上の精度で個人識別が可能であることが明らかとなり、腸内細菌叢のみならず産生される代謝物質も人それぞれ異なることが明らかになりました。•本研究成果は、便を用いた腸...

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Keio Astrobiology Camp 2026

Keio Astrobiology Camp 2026を、2026年3月17日 (火) ~19日 (木)に開催します。本キャンプは、「宇宙生物学」をテーマに取り上げ、国内外で活躍する最先端の研究者による講演、専門家との意見交換、施設見学等を通じて、高校生や大学生など若い学生に最先端のサイエンスに触れる場を提供します。(対象:高校生、高専生、大学生、修士課程学生)詳細はこちらのサイトをご覧ください。...

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鶴岡サイエンスパークまつり2025開催される

2025年11月1日、鶴岡サイエンスパークで「鶴岡サイエンスパークまつり2025」(主催:鶴岡サイエンスパークまつり実行委員会)が開催されました。 このまつりは、鶴岡サイエンスパークの地域理解を深めると共に、人材交流による地元企業との連携強化を図ることを目的に、(一社)鶴岡サイエンスパーク、鶴岡商工会議所・青年部、慶應義塾大学先端生命科学研究所、鶴岡市、鶴岡サイエンスパーク入居団体で実行委員会が組...

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鶴岡みらい健康調査セミナー 「環境×遺伝:健康長寿への挑戦」

鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、鶴岡みらい健康調査セミナーを開催いたします。 鶴岡市民約1.1万人の皆様のご協力いただいている鶴岡みらい健康調査の研究結果などから分かってきた健康づくりのための情報をご紹介いたします。 日時  2025/10/26(日) 10:00~12:00 会場   鶴岡メタボロームキャンパス レクチャーホール(鶴岡市覚岸寺字水上246-2)(...

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第15回高校生バイオサミット開催される

 2025年8月27-29日、鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、第15回高校生バイオサミットin鶴岡の決勝戦が開催されました。(主催:山形県、鶴岡市、慶應義塾大学先端生命科学研究所)  これは、全国の高校生が集結し、「成果発表部門」「計画発表部門」の参加者による研究展示と研究発表、優秀作品の表彰、バイオサイエンスに関するディスカッション等を行う研究コンテストで、今年で15回目の開催となります。 ...

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ウニの胚発生における代謝産物の重要性を明らかに ―生命誕生の謎解明につながる新知見―

今回の発表のポイント・胚発生における不均等分割*1と原腸陥入*2のメカニズムを解明することは生物学的観点から重要です。本研究では、代謝の切り口で、胚発生の新たな制御機構を解明しました。・16細胞期の小割球*3の細胞と非小割球の細胞を分離し、メタボローム解析*4を行うことで、小割球の細胞に特徴的な代謝産物を同定しました。・代謝経路の阻害薬が、小割球のオーガナイザー*5機能を阻害したことから、特定の代...

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第15回高校生バイオサミットin鶴岡  Webエントリー開始!

2025年夏に開かれる第15回高校生バイオサミットin鶴岡のWebエントリーを開始しました。(「成果発表部門」および「計画発表部門」) 奮ってご応募ください。 主催:高校生バイオサミット実行委員会(慶應義塾大学先端生命科学研究所、山形県、鶴岡市) 日程:2025年8月27日(水)―29日(金)<決勝日程> 実施形態:一回戦はオンライン形式、決勝は鶴岡メタボロームキャンパスで実施。決勝大会は「ポ...

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16th International Symposium on Tardigrada(第16回国際クマムシ学会)を鶴岡で開催 ― アジア初開催、世界17か国から研究者が集結 ―

2025年6月23日(月)~27日(金)、16th International Symposium on Tardigrada(日本語名:第16回国際クマムシ学会・実行委員長:荒川和晴 慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長)が、山形県鶴岡市・鶴岡メタボロームキャンパスにて開催されました。本学会は、1974年にイタリアで始まり、3年に一度開催される国際的な学術集会で、今回がアジアおよび日本で初の開催...

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IWC2025最高賞「鶴岡甲州2023」に"香りの鍵を握る"チオール類を初確認 -慶應義塾大学先端生命科学研究所が成分分析-

慶應義塾大学先端生命科学研究所は、山形県バイオクラスター形成促進事業を活用し、エルサンワイナリー松ケ岡株式会社、山形県工業技術センター庄内試験場等との産学官連携による共同研究を実施しています。このたび、当研究所が成分分析等を実施したワイン「鶴岡甲州2023」から、香りの鍵を握るとされるチオール化合物を初めて確認しました。同ワインは、「International Wine Challenge(IWC...

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