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ウニの胚発生における代謝産物の重要性を明らかに ―生命誕生の謎解明につながる新知見―

今回の発表のポイント・胚発生における不均等分割*1と原腸陥入*2のメカニズムを解明することは生物学的観点から重要です。本研究では、代謝の切り口で、胚発生の新たな制御機構を解明しました。・16細胞期の小割球*3の細胞と非小割球の細胞を分離し、メタボローム解析*4を行うことで、小割球の細胞に特徴的な代謝産物を同定しました。・代謝経路の阻害薬が、小割球のオーガナイザー*5機能を阻害したことから、特定の代...

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第15回高校生バイオサミットin鶴岡  Webエントリー開始!

2025年夏に開かれる第15回高校生バイオサミットin鶴岡のWebエントリーを開始しました。(「成果発表部門」および「計画発表部門」) 奮ってご応募ください。 主催:高校生バイオサミット実行委員会(慶應義塾大学先端生命科学研究所、山形県、鶴岡市) 日程:2025年8月27日(水)―29日(金)<決勝日程> 実施形態:一回戦はオンライン形式、決勝は鶴岡メタボロームキャンパスで実施。決勝大会は「ポ...

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16th International Symposium on Tardigrada(第16回国際クマムシ学会)を鶴岡で開催 ― アジア初開催、世界17か国から研究者が集結 ―

2025年6月23日(月)~27日(金)、16th International Symposium on Tardigrada(日本語名:第16回国際クマムシ学会・実行委員長:荒川和晴 慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長)が、山形県鶴岡市・鶴岡メタボロームキャンパスにて開催されました。本学会は、1974年にイタリアで始まり、3年に一度開催される国際的な学術集会で、今回がアジアおよび日本で初の開催...

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IWC2025最高賞「鶴岡甲州2023」に"香りの鍵を握る"チオール類を初確認 -慶應義塾大学先端生命科学研究所が成分分析-

慶應義塾大学先端生命科学研究所は、山形県バイオクラスター形成促進事業を活用し、エルサンワイナリー松ケ岡株式会社、山形県工業技術センター庄内試験場等との産学官連携による共同研究を実施しています。このたび、当研究所が成分分析等を実施したワイン「鶴岡甲州2023」から、香りの鍵を握るとされるチオール化合物を初めて確認しました。同ワインは、「International Wine Challenge(IWC...

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慶應義塾大学先端生命科学研究所、HMT、JAMSTEC、東京科学大との共同研究 ~「バイオジオメタボローム」による生命起源の解明に向けた新展開~

慶應義塾大学 先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、所長:荒川 和晴)は、国立研究開発法人海洋研究開発機構((JAMSTEC)神奈川県横須賀市、理事長:大和 裕幸)、ヒューマン・メタボロームテクノロジーズ株式会社((HMT)本社:山形県鶴岡市)、国立大学法人東京科学大学 地球生命研究所(東京都目黒区)とバイオジオメタボローム(BioGeoMetabolome:BGM)解析に関する共同研究契約(延長)を...

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慶應サマーバイオカレッジ2025を開催します

 慶應サマーバイオカレッジ2025を2025年7月30日(水)~8月1日(金)に開催します。本イベントは、慶應義塾の一貫教育高等学校5校の生徒が当研究所に集まり、バイオテクノロジーの基礎を体験するプログラムです。詳細はこちらのサイトをご覧ください。 日時:2025年7月30日(水)~8月1日(金) 主催:慶應義塾大学先端生命科学研究所 共催:慶應義塾大学環境情報学部、鶴岡市後援:山形県 会場:慶應...

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高校生研究助手23名、特別研究生17名、過去最多の計40名の地元高校生を受け入れ

 慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、荒川和晴所長)は、2025年度「高校生研究助手」として、山形県立鶴岡中央高等学校(田村裕校長)の生徒23名を任用、さらに、2025年度「特別研究生」として、地元高校生 計17名(山形県立致道館高等学校(齋藤祐一校長)生徒5名、山形県立鶴岡工業高等学校(齋藤秀志校長)生徒1名、羽黒高等学校(加藤和司校長)生徒4名、鶴岡東高等学校(齋藤哲校長)生徒1名、...

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あえて「臭く」進化した花たちのニオイを生み出す仕組みを解明  -虫を呼ぶために複数の植物で収斂れん進化していた!-

国立科学博物館(館長:篠田謙一)の奥山雄大研究主幹(植物研究部・筑波実験植物園/東京大学大学院理学系研究科准教授 兼任)は、国立遺伝学研究所、昭和医科大学、長野県環境保全研究所、宮崎大学、東北大学、情報・システム研究機構ライフサイエンス統合データベースセンター、龍谷大学、慶應義塾大学先端生命科学研究所との共同研究により、腐った肉のような臭いニオイで昆虫をだまして花粉を運ばせる(腐肉擬態)花が、臭い...

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学際領域展開ハブ形成プログラム「健康寿命科学」: 令和7年度共同研究課題の募集について 締切:令和7年5月9日(金)

【学際領域展開ハブ形成プログラム】  English page文科省は、大学共同利用機関や国公私立大学の共同利用・共同拠点等が、従来と異なる研究機関・研究者コミュニティと連携するための「新たなシステム」(ハブ)の形成等に関する計画と、当該計画に基づく新分野への展開、次世代の人材育成、新たな産業連携の創出等に関する構想の実現を推進するため、令和5年度共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハ...

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慶應義塾大学先端生命科学研究所、タカラバイオ株式会社と 包括連携協定締結 ー国内トップレベルのオミクス機構の構築と 地域拠点間の産学連携による二刀流人材育成へー

慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下、IAB)は、タカラバイオ株式会社と2025年4月10日付で、遺伝子解析(ゲノミクス)と代謝物解析(メタボロミクス)の二刀流人材を育成し、地域拠点間の連携によりオミクス解析を推進することを目的として、包括連携協定を締結しました。 本協定により、タカラバイオ株式会社が研究員をIABに派遣し、メタボロミクスを中心とした知識・技術を習得し、ゲノミクスとメタボロミ...

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