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慶應義塾大学先端生命科学研究所、博報堂DYホールディングスと ソーシャルイノベーション創出および人材育成に関する包括連携協定を締結

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、所長:荒川和晴、以下 先端研)は、株式会社博報堂DYホールディングス(東京都港区、代表取締役社長:水島正幸)と、地域の社会課題をこれまでにない方法で解決していくソーシャルイノベーションの創出と、イノベーションをリードする人材育成を目的とした包括連携協定を締結しました。 本協定では、両者の知見を活用しながら、地域の課題を解決し社会的価値を生み出す新規...

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褐藻への核酸送達技術の確立 -非遺伝子組換えかつ簡便な褐藻改変手法の開発-

 理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターバイオ高分子研究チームの沼田圭司チームリーダー(京都大学大学院工学研究科教授、慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授)、吉永直人基礎科学特別研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任助教)らの共同研究チームは、褐藻(かっそう)の粘膜層/細胞壁の多糖類と細胞膜上のボロン酸輸送体を標的とするフェニルボロン酸(PBA)リガンドをナノ粒子に搭載することで、効率...

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高放射線環境の水中に生息する微生物群を明らかに

慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属する藁科友朗(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科博士課程2年)と金井昭夫教授(同大学院 政策・メディア研究科 教授を併任)らの研究グループは、日本原子力研究開発機構などとの共同研究により、廃炉過程にある福島第一原子力発電所原子炉建屋内に生息する微生物群1)を明らかにしたと発表しました。 2011年3月に発生した東北地方太平洋沖地震及びそれに伴う津波により、...

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共同利用・共同研究システム形成事業~学際領域展開ハブ形成プログラム~「健康寿命の延伸に向けた集合知プラットフォームの形成」に採択

慶應義塾大学先端生命科学研究所は、文部科学省の共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」による支援を受け、「健康寿命の延伸に向けた集合知プラットフォームの形成」プロジェクトをスタートしました。 本事業では、申請機関である金沢大学がん進展制御研究所と参画機関である東北大学加齢医学研究所、大阪大学微生物病研究所、慶應義塾大学先端生命科学研究所が集結し、「がん」「老化」「炎...

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腸内細菌は宿主の食生活に遺伝子変異で適応する ~無菌マウスと大腸菌を用いた人工共生系で明らかに~

慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属する慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程3年月見友哉と福田真嗣特任教授(順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授・神奈川県立産業技術総合研究所腸内環境デザイングループグループリーダー・筑波大学医学医療系客員教授・JST ERATO 深津共生進化機構プロジェクト副研究総括を併任)らの研究グループは、無菌マウス1) と大腸菌を用いた人工共生系2)...

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新規ミトコンドリア膜貫通ペプチドによる遺伝子送達

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター バイオ高分子研究チームの沼田 圭司 チームリーダー(京都大学大学院 工学系研究科 教授、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任教授)、吉永 直人 基礎科学特別研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任助教)らの共同研究グループは、ミトコンドリア膜タンパク質から着想を得た機能性ペプチドとプラスミドDNA(pDNA)からなる複合体が、細胞内のミトコンドリ...

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下痢型過敏性腸症候群の診断を補完する分類器を開発

慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属する慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程3年田中一己と福田真嗣特任教授(順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授・神奈川県立産業技術総合研究所腸内環境デザイングループグループリーダーを併任)らの研究グループは、東京大学大学院薬学系研究科の浦野泰照教授と小松徹助教、東北大学大学院医学系研究科の福土審教授と田中由佳里助教(研究当時)らとの共同研究...

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ブドウ糖によく似た糖の一種であるマンノース抗がん剤の治療効果を高める新たなメカニズムを発見

大阪国際がんセンター研究所の原田陽一郎 主任研究員(兼チームリーダー、糖鎖オンコロジー部)と慶應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由 准教授、村井純子 特任准教授らの国際共同研究グループは、糖の一種であるマンノース*1が抗がん剤の治療効果を高める新たなメカニズムを発見しました。この研究成果は、抗がん剤治療の副作用の低減に道を開くもので、2023 年7月18日に国際学術誌 「eLife*2」に掲載さ...

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前田太郎特任助教が、クラウドファンディング実施

慶應義塾大学先端生命科学研究所の前田太郎特任助教が、「葉緑体を盗む技術!?光合成するウミウシの謎の解明にご寄付を!」プロジェクトで、クラウドファンディングを行います。 ウミウシ用酸素濃度計「ウミウシ聴診器」を使って、動物が、藻類から奪った葉緑体で光合成を行う分子機構の解明に挑みます。 内容は こちら でご覧いただけます。

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発熱がウイルス性肺炎の重症化を抑制するメカニズムを解明 ~重症化の抑制には38℃以上の体温で活性化した腸内細菌叢が必要だった~

東京大学医科学研究所の一戸猛志准教授と、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授、順天堂大学大学院医学研究科総合診療科学の内藤俊夫教授らによる研究グループは、38℃以上に上昇した体温(発熱)が腸内細菌叢の活性化を介して二次胆汁酸量を増加させ、ウイルス性肺炎の重症化を抑制することを分子レベルで明らかにすることに成功しました。 これまで外気温や体温がウイルスに感染した場合の重症度に与える影響に...

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