慶應義塾大学先端生命科学研究所慶應義塾大学先端生命科学研究所

ニュース&イベント

HOME ニュース&イベント 2009年

2009年のニュース&イベント

SFC Open Research Forum

11/23-24に六本木ヒルズで開かれるSFC Open Research Forum(ORF)において先端生命科学研究所の複数の研究プロジェクトが展示紹介されました。 開催日:11月23日(月)-24日(火) 場所:六本木アカデミーヒルズ40 入場料:無料 URL:http://orf.sfc.keio.ac.jp/

続きを読む

博士課程学生の研究成果、日本生化学会大会で表彰される

慶應義塾大学先端生命科学研究所の大学院後期博士課程3年の紙健次郎君は、10月21-24日に兵庫県神戸市で開催された第82回日本生化学会大会にて「日本生化学会大会優秀プレゼンテーション賞」を受賞し、表彰されました。 紙君は、さまざまな条件下において培養したがん細胞をCE-TOFMSを用いてメタボローム解析し、がん細胞が自身の増殖に必要なエネルギーを作り 出す際 に、回虫などの寄生虫が低酸素環境下で用...

続きを読む

慢性腎臓病の悪化を防ぐ新たな治療法の開発

東北大学大学院医工学研究科・医学系研究科の阿部高明教授と慶應義塾大学先端生命科学研究所の曽我朋義教授らの研究グループは共同で、今まで根本的 治療法のなかった慢性腎臓病の新たな治療ターゲットタンパク質OATP-Rを腎臓で発見しました。OATP-Rは体内に蓄積する尿毒症物質を体外にくみ出 す働きがありますが、腎不全時には機能が下がっています。研究グループはOATP-Rの機能を上昇させる薬が抗高脂血症薬...

続きを読む

メタボローム解析の新技術で特許取得

慶應義塾大学先端生命科学研究所の曽我朋義教授らのグループが開発した 「CE-MSによる陰イオン性メタボロ―ムの測定法」(詳細は2009/6/17のPR参照 )が 特許を取得しました。 特許第4385171号 "シースフロー方式のキャピラリー電気泳動ー質量分析計法による陰イオン性化合物の測定装置" 平成21年10月9日

続きを読む

第1回慶應先端生命研CE-MSメタボロミクス研究会

【日時】平成21年10月16日(金) 14:00~19:00 【会場】東北公益文科大学 鶴岡キャンパス 大学院ホール 【主催】慶應義塾大学先端生命科学研究所  【共催】慶應義塾大学グローバルCOEプログラム「In vivoヒト代謝システム生物学拠点」 【研究会URL】https://www.iab.keio.ac.jp/metabolome2009/ この研究会は、既に終了しました。 【問合先...

続きを読む

第1回慶應先端生命研CE-MSメタボロミクス研究会開催

2009年10月16日(金)、第1回慶應先端生命研CE-MSメタボロミクス研究会を開催しました(共催:慶應義塾大学グローバルCOEプログラム「In vivoヒト代謝システム生物学拠点」)。 この研究会は、当研究所が共同研究を行っている気鋭の研究者が集結し、CE-MSメタボロミクスの最新の技術・成果を発表する会として、初めて企画された ものです。国内のメタボローム研究の第一線で活躍する研究者・企業関...

続きを読む

冨田所長、国際メタボローム学会功労賞を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の冨田勝 所長は、8月30日-9月2日にカナダ・エドモントンにて開催された第5回国際メタボローム国際会議において、「国際メタボローム学会 功労賞」を受賞しました。 この賞は"開拓的ビジョンを持ち、メタボローム分野を国際的にプロモートし、学会の発展に寄与したこと"を理由に授与されたもので、9月1日エド モントンでの学会公式晩餐会において、300人の参加者...

続きを読む

「光る大学発ベンチャー20選」(経済産業省発表)に鶴岡市の慶大先端生命研発ベンチャー2社が選出される

経済産業省が先月発表した「平成20年度大学発ベンチャーに関する基礎調査報告書」の中で、「光る大学発ベンチャー20 選」に、鶴岡市のバイオベンチャー企業である、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(本社:山形県鶴岡市、菅野隆二社長)とスパイバー株式会社(本社:山形県鶴岡市、関山和秀社長)が共に選出されました。 この調査は、大学発ベンチャーの現状や課題を整理・分析し、今後の施策への反映に資...

続きを読む

細胞内をリズミカルに移動するタンパク質を大量に発見

細胞の核の中で働くタンパク質の中には、核を周期的なリズムで出たり入ったりしているものがあります。このようなタンパク質には、核移行シグナルとよばれる特殊なシグナルが付加されており、それが目印となって働いています。 慶應義塾大学先端生命科学研究所(冨田勝所長)の小杉俊一博士と柳川弘志博士らの研究グループは、この核移行シグナルを高精度で予測する新手法を世界で初めて開発し、細胞分裂のタイミングに合わせて核...

続きを読む

メタボローム解析新技術、陰イオンの感度が数十倍向上

慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下慶大先端生命研 冨田勝所長)の曽我朋義教授らのグループがAgilent Technologies社と共同で「CE-MSによる陰イオン性メタボロームの測定法」を新開発しました。 慶大先端生命研が世界に先駆けて開発したキャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)によるメタボローム測定法は、細胞内に数千種類存在するイ オン性代謝物質を一斉分析できる強力なバイオテクノ...

続きを読む

ジグゾーパズル様遺伝子の発見、国際学会にて表彰される

慶應義塾大学先端生命科学研究所の藤島皓介研究員は、5月26-31日に米国ウィスコンシン大学マディソン校にて開催された第14回RNA Society meeting 2009にて、Nature Reviews Molecular Cell Biology (NRMCB) Poster Prizeを受賞し、表彰されました。 この賞は"革新的且つ分野横断的な研究"を行った若手研究者の中から1名のみに贈ら...

続きを読む

メタボローム解析で血液から「体内時刻」を測定する方法を開発

慶應義塾大学先端生命科学研究所と独立行政法人理化学研究所(以下理研)・発生・再生科学総合研究センター(竹市雅俊センター長)の研究グループ は、慶大先端生命研が開発した最新のメタボローム測定法を用いて、マウスの血液中の代謝産物を大規模に解析し、24時間周期で量が変動する数百個の物質 (概日振動物質)を同定しました。さらに変動する各物質の量から代謝産物時刻表を作成し、体内時計が示す時刻「体内時刻」を測...

続きを読む

虫下し薬が「がん」に効く? メタボローム解析でがんが回虫と同じ代謝を使うことを示唆

~国立がんセンター東病院とのスーパー特区(がん医薬品・医療機器早期臨床開発プロジェクト)の共同研究成果~ 慶應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由研究員、曽我朋義教授らと国立がんセンター東病院(千葉県柏市)の江角浩安病院長らの研究グループは、メタボローム(*1)解析によりがん細胞が自身の増殖に必要なエネルギーを作り出す際に、回虫などの寄生虫が低酸素環境下で用いる特殊な代謝(*2)か、又はそれに類似...

続きを読む

「メタボローム測定装置の発明」が平成21年度全国発明表彰発明協会会長賞を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所の曽我朋義教授が「メタボローム測定装置の発明」(特許3341765号)により、平成21年度全国発明表彰 発明協会会長賞(主催:社団法人発明協会)を受賞しました。 全国発明表彰は、大正8年の第1回帝国発明表彰開催にはじまり、文部科学省、経済産業省、特許庁、日本経済団体連合会、日本商工会議所、日本弁理士 会、朝日新聞社の後援により優れた発明を完成した人、実施化に尽力した人...

続きを読む

世界最先端プロジェクトの研究助手に地元高校生を起用

慶應義塾大学先端生命科学研究所は5月より、同研究所が実施している4つの最先端プロジェクトの「研究助手」として、隣接する山形県立鶴岡中央高等 学校(山田陽介校長)の生徒を任用することになりました。鶴岡中央高等学校は951名の生徒が在籍しており同校生徒の希望者の中から筆記試験と面接で4名 を選抜し採用いたしました。 その任用式が5/8開催されました。 先 端生命科学研究所では、開設当初より若手...

続きを読む

ゲノムテクノロジー第164委員会第30回研究会、開催される

2009年4月24-25日、鶴岡メタボロームキャンパスにおいてゲノムテクノロジー第164委員会第30回研究会(主催:日本学術振興会)が開催されま した。当研究所の6名の教員による研究紹介、ラボツアー、その他4つの講演とパネルディスカッションが行われ、約40名の研究者・企業関係者が参加しまし た。

続きを読む

IABを核としたプログラム、文部科学省「都市エリア産学官連携促進事業」に採択

文部科学省は4月9日、「都市エリア産学官連携促進事業」の採択事業を発表し、慶應義塾大学先端生命科学研究所(IAB)を核として山形県、鶴岡市 が共同で提案した研究課題「機能評価システムの構築と地域農産物を活用した高機能食産業クラスターの形成」が採択されました。(文部科学省のプレスリリー スはこちら) この事業は、「地域の個性発揮を重視し、大学等の「知恵」を活用して新技術シーズを生み出し、新規事業...

続きを読む

第19回日経BP技術賞 医療・バイオ部門賞を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所の板谷光泰教授、柘植謙爾講師らは、第19回日経BP技術賞 医療・バイオ部門賞を受賞しました。 日 経BP技術賞とは、日経BP社がわが国の技術の発展に寄与する目的で創設したもので、毎年1回、電子、情報通信、機械システム、建設、医療・バイオ、エコ ロジーの各分野で、産業や社会に大きなインパクトをもたらす優れた技術を表彰するものです。今回は2008年に注目された技術の中...

続きを読む

スプリング・サイエンス・キャンプ2009

日時: 2009年3月24日(火)?3月26日(木) 主催: (独)科学技術振興機構共催: 慶應義塾大学環境情報学部・先端生命科学研究所会場: 慶應義塾大学先端生命科学研究所バイオラボ棟、センター棟 対象: 全国の高校生 (既に終了しました。プログラム詳細はこちら→http://ssc.iab.keio.ac.jp/)  問合せ先:   (財)日本科学技術振興財団 振興事業部内 サイエンスキ...

続きを読む

博士・修士課程学生、第9回バイオビジネスコンペJAPAN最優秀賞を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所の博士課程2年関山和秀君、修士課程2年菅原潤一君は、第9回バイオビジネスコンペJAPAN(主催:バイオビジネスコンペJAPAN実行委員会)において、最優秀賞を受賞しました。 バ イオビジネスコンペとは、日本のバイオ産業の振興のため、大学・研究機関の研究シーズを活用し、①バイオベンチャーの起業、②ビジネスシーズ発 掘・企業への技術移転、③産学共同研究の推進を目指す...

続きを読む

感性価値創造ミュージアム(1/23-28,スパイラル(南青山))に出展

IABの研究プロジェクトが、感性価値創造ミュージアム (主催:経済産業省、独立行政法人中小企業基盤整備機構)に出展しました。 日時:2009年1月23日(金)-28日(水)11:00-20:00 場所:スパイラル(東京都港区南青山 5-6-23) 技術感性価値ゾーンに「微細藻によるバイオ燃料生産」プロジェクトが出展しました。 詳細はこちら をご覧ください。

続きを読む

大学院生の研究成果がProc. Natl. Acad. Sci. USAに掲載 温泉に生息する細菌からジグソーパズル状の遺伝子を発見~遺伝子の起源に迫る~

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝 所長)の大学院生 藤島皓介君(政策・メディア研究科博士課程)、菅原潤一君(政策・メディア研究科修士課程)及び金井昭夫教授らの研究グループは、高温強酸性の温泉に生息 する古細菌(カルディヴィルガ種)と呼ばれる原始的な菌から、3つの部品(ピース)に分断された奇妙な遺伝子を世界で初めて発見しました。この研究内容 は、Proc. Natl. Acad....

続きを読む

抗がん剤の働きを測定する新技術、世界に先駆けて開発

慶應義塾大学先端生命科学研究所は、カルナバイオサイエンス株式会社(兵庫県神戸市、代表取締役社長:吉野公一郎)と、多くの抗ガン剤が標的としているキナーゼの働きを解析し、キナーゼ阻害薬の効果を定量的に測定するシステムを実用化する共同研究を開始しました。 詳しくはカルナバイオサイエンス株式会社のプレスリリースをご覧ください。 このニュースは下記のメディアで報道されました。 ・神戸新聞 1/24 10面

続きを読む

スプリング・サイエンス・キャンプ2009

2009年3月24?26日の3日間、先端生命科学研究所にて全国の高校生を対象とした「スプリング・サイエンス・キャンプ2009」が開催されます(主催:独立行政法人科学技術振興機構、共催:慶應義塾大学環境情報学部・先端生命科学研究所)。 こ のプログラムは、先端生命科学研究所の最新の施設を使用しながら、2008年ノーベル化学賞の対象となったオワンクラゲ由来のGFP(緑色蛍光タンパク 質)遺伝子を用いて...

続きを読む

TOPへ