2002年のニュース&イベント
NEWS02.12.05
遺伝子ではない遺伝子(?)を、大量に発見
NEWS(02.12.05)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(冨田勝所長)の研究グループが、理化学研究所の林崎良英博士らが中心になって収集した大量のマウスの遺伝子情報を、コンピュータ解析した結果、細胞内には蛋白質に翻訳されない謎の遺伝子転写産物が大量に存在することが明らかになりました。 通 常、細胞内の各遺伝子はRNAに転写された後、蛋白質に翻訳されて生体機能を発揮します。ところが、マウスの細胞内のRNAを網羅的に解析したとこ...
NEWS02.11.28
細胞シミュレーションの産学協同「E-CELLコンソーシアム」始まる
NEWS(02.11.28)
慶應義塾大学では、日本のソフトウェア/バイオ技術を結集させ、世界最高水準の細胞シミュレーションシステムを開発することを目的とした「E-CELLコンソーシアム」をたちあげました。 世界でゲノム研究が進む中、細胞シミュレーションは医療、創薬、バイオテクノロジーの各分野に将来大きく貢献するものとして期待されています。1995年に細胞シミュレーション「E-CELLプロジェクト」を発足し、世界に先駆けた研究...
NEWS02.11.18
バーチャルバクテリアへ向けて国際コンソーシアム設立~先端生命科学研究所で第1回国際会議開催へ~
NEWS(02.11.18)
バ クテリアを丸ごとコンピュータ上にシミュレーションして再現する、という生物学の究極の目標達成に向けて、各国の主要な研究プロジェクトがお互いに協力しあい、国際コンソーシアムが設立されることになりました。その第1回の国際会議「1stIECA Conference on Systems Biology of E.coli」が、2003年6月23日~25日、鶴岡の慶應義塾大学先端生命科学研究所で開催する...
NEWS02.11.08
冨田所長、第16回日本IBM科学賞を受賞する
NEWS(02.11.08)
慶應義塾大学先端生命科学研究所所長の冨田 勝教授が、第16回日本IBM科学賞を受賞しました。
新規レイヤー
日本IBM科学賞は、日本の科学分野の学術研究の振興と若手研究者の育成に寄与した独創性豊かな研究者に送られる賞です。その他の受賞者/歴代の受賞者についてはこちらをご覧ください。冨田教授は受賞に際し、「学生達とあれこれ試行錯誤して得た研究成果ですので、研究室を代表して賞をいただいたと思ってい...
NEWS02.09.26
リボヌクレアーゼH国際会議 開催される
NEWS(02.09.26)
慶 應義塾大学先端生命科学研究所にて、リボヌクレアーゼH国際会議が開催されました。この国際会議は米国立衛生研究所が主催する会議で、1990年に始まり 今年で7回目の開催となるものです。リボヌクレアーゼH(RNase H)の構造や機能に関する基礎研究からエイズ治療薬やアンチセンス治療薬の開発に関する応用研究に至るまで、世界8カ国から集まった約50名の研究者が活 発な討論を繰り広げました。
このニュースは下記のメディアでも報道されました。
・山形新聞 9/26 18面
・荘内日報 9/27 1面
EVENT02.09.25
RNase H International Conference 2002
EVENT(02.09.25)
Date: 2002.9.25-27
Sponsored by:National Institute of Child Health and Human Development(NIH),IAB, Keio University
The number of participants:52
NEWS02.09.19
日米合同ワークショップ 開催される
NEWS(02.09.19)
慶應義塾大学先端生命科学研究所にて、日米合同ワークショップ「有用微生物のシステム生物学」(日本バイオインフォマティクス学会バイオシミュレーション研究会)が開催されました。このワークショップは、米国エネルギー省・(財)バイオインダストリー協会・当研究所の主催、NEDOの後援で開催されたものです。米国研究者11名を含む、国内外の21名の研究者が口頭発表を行い、59の演題のポスター発表が行われました。...
EVENT02.09.16
US-JAPAN Joint Workshop on Systems Biology of Useful Microorganisms
EVENT(02.09.16)
Date: 2002.9.16-18
Sponsored by:The US Department of Energy(DOE), Japan Bioindustry Association(JBA)IAB, Keio University
The number of participants:128
NEWS02.08.08
ゲノム解析新ソフト「G-language」、国際学会にて受賞
NEWS(02.08.08)
慶應義塾大学環境情報学部4年の荒川和晴君が中心となってSFC/TTCKで開発したゲノム解析ソフトウェアが、国際学会で賞をとりました。 Intelligent Systems for Molecular Biology(ISMB2002, Aug 3-8, Edmonton, Canada)はバイオインフォマティクス分野では最もメジャーな学会で、世界各国から約1500人の参加者を集め、約500のポス...
NEWS02.08.05
慶應義塾大学先端生命科学研究所、初の特許取得
NEWS(02.08.05)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(冨田勝所長)は、「陰イオン性化合物の分離分析及び装置」に関する特許を取得しました。(特許証はこちら) 同 研究所の分析化学グループ(西岡孝明教授・曽我朋義助教授ら)では、細胞内物質を網羅的に計測する方法の研究を行っています。今回の発明のポイントは、特 殊なキャピラリーを用いて、 これまで困難とされていたキャピラリー電気泳動-質量分析装置による陰イオン性物質の一斉分析...
NEWS02.08.05
バイオ・ファイナンス・ギルド 開催される 編集
NEWS(02.08.05)
慶應義塾大学先端生命科学研究所で、日経BP社主催の投資家を対象としたプログラム「バイオ・ファイナンス・ギルド」が開催されました。12名の投資家関係者が、バイオテクノロジーとコンピュータサイエンスの先端技術を体験しました。 このニュースは下記のメディアでも報道されました。・荘内日報 8/6 1面・BIOTECHNOLOGY JAPAN
NEWS02.07.31
サマーバイオカレッジ2002 開催される
NEWS(02.07.31)
慶應義塾大学先端生命科学研究所で、鶴岡市と慶應義塾の一貫教育校の高校生を対象としたプログラム「サマー・バイオ・カレッジ2002」が開催されました。20人の高校生が、3泊4日の合宿生活を送りながら、バイオテクノロジーとコンピュータサイエンスの先端技術を学びました。
このニュースは下記のメディアでも報道されました。
・山形新聞 8/1 18面・荘内日報 8/2 1面
NEWS02.07.19
Bio Simulation Training Program開催される
NEWS(02.07.19)
慶應義塾大学先端生命科学研究所で初の試みとなる外国人を対象としたプログラム「バイオ・シミュレーション・トレーニング・プログラム」が開催されました。12カ国から参集した17人の外国人学生・研究者が、11日間のレクチャーや実習を通じて、バイオシミュレーションについての基礎知識と技術を習得しました。
慶應義塾大学先端生命科学研究所で初の試みとなる外国人を対象としたプログラム「バイオ・シミュレーショ...
EVENT02.07.19
Bio Simulation Training Program
EVENT(02.07.19)
Date: 2002.7.19-29
Sponsored by: IAB, Keio University
The number of participants:17
NEWS02.06.27
慶應義塾大学先端生命科学研究所Nature誌に特集記事が掲載される
NEWS(02.06.27)
英国科学誌Natureのvol.417 6/27号に、慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究活動に関する特集記事が掲載されました。
英国科学誌Natureのvol.417 6/27号に、慶應義塾大学先端生命科学研究所の研究活動に関する特集記事が掲載されました。
詳細については、 http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/jo...
NEWS02.05.10
細胞内の代謝物質を同時一斉分析メタボローム分析システムの新技術を開発
NEWS(02.05.10)
慶應義塾大学先端生命科学研究所の西岡孝明教授と曽我朋義助教授らは、 画期的な化学分析手法を開発しました。 ごく微量の細胞抽出液から数百種類の細胞内代謝物質の量を一斉にわずか30分程度で測定できるというもので、 ポストゲノム時代における、バイオテクノロジーの日本発新兵器となることが期待できます。 この研究成果は、Analytical Chemistryという国際論文誌の5月15日刊行号のAccele...
NEWS02.03.28
慶應義塾大学先端生命科学研究所 2002年度 アジレント・テクノロジー 大学助成プログラムに選出される
NEWS(02.03.28)
慶應義塾大学先端生命科学研究所が、アジレント・テクノロジー株式会社の大学助成プログラムに選出され、キャピラリ電気泳動/質量分析計などの 同社製品が寄贈されることになりました。
4/26 バイオラボ棟で開催された同授与式より左から、曽我助教授、横川アナリティカルシステムズ(株)菅野社長、冨田所長
このプログラムは、アジレント・テクノロジー株式会社が科学技術の振興を目的とし、社会貢献活動の...
NEWS02.01.10
ゲノム解析新ソフト「G言語」を開発
NEWS(02.01.10)
慶應義塾大学先端生命科学研究所の冨田研究室が開発したゲノム解析プログラム「G言語」が国内外の学会に発表され、注目を集めました。
このニュースは荘内日報1/10でも報道されました。
荘内日報 2002年1月10日 1面 掲載記事