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植物のリン酸化制御機構の普遍性を遠縁種の比較で解明

独立行政法人理化学研究所(野依良治理事長)と慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)は、イネのリン酸化プロテオーム解析を 行い、3,393種類という大規模なリン酸化修飾を受けているタンパク質(リン酸化タンパク質)とそのリン酸化部位の同定に成功しました。さらに、イネと 遠縁種にあるモデル植物のシロイヌナズナのリン酸化プロテオーム解析情報と比較し、多様性に富む植物種間で共通のリン酸化制御機構が機能していることを明 らかにしました。これは、理研植物科学研究センター(篠崎一雄センター長)植物免疫研究グループの白須賢グループディレクター、植物プロテオミクス研究ユ ニットの中神弘史ユニットリーダーらと慶應義塾大学先端生命科学研究所の石濱泰准教授、杉山直幸研究員らの研究グループによる共同研究の成果です。

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