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研究助手に地元高校生を12名採用

慶應義塾大学先端生命科学研究所は、同研究所が実施している7つの最先端プロジェクトの「研究助手」として、隣接する山形県立鶴岡中央高等学校(山 田陽介校長)の生徒12名を任用しました。鶴岡中央高等学校は907名の生徒が在籍しており同校生徒の希望者の中から筆記試験と面接で12名を選抜し採用 いたしました。この研究助手の任用式が4月25日(月)、メタボロームキャンパスにて執り行われました。


研究助手12名と冨田所長

開設当初より若手の人材育成事業に力を入れてきた先端生命科学研究所では、若い人材にバイオサイエンスの最先端に早い段階から触れてもらうことによ り、未来の科学者を地元鶴岡から積極的に育成したいという想いの下、2009年5月、隣接する鶴岡中央高等学校とともに新しい高大連携として「高校生研究 助手プログラム」を創設しました。


2009年度は4名の研究助手が採用され、そのうち2名が共発表者として参加した研究成果が 2009年12月、第32回日本分子生物学会年会(横浜)において発表されました。2010年度は11名の研究助手が採用され、そのうち1名が筆頭著者と してまとめた研究成果を2011年3月、日本藻類学会第35回大会(富山)で発表するなど、研究プロジェクトに大きく貢献しました。


今回採用された12名には、基本的に平日の放課後に先端生命研において研究助手として勤務していただき、その対価としてアルバイト代が支払われます。


今年度の任用式では、2010年度高校生研究助手代表による研究発表や、慶應義塾大学環境情報学部2年 阿部博明君(鶴岡中央高等学校総合学科卒業・2009年度高校生研究助手)による激励の言葉も述べられました。

冨田所長は「一昨年に研究助手をつとめた阿部博明君は、AO入試で慶應義塾大学に合格し、現在環境情報学部2年生として鶴岡の先端研でオイル産生藻の研究を引き続き行っている。これからも阿部君のように高い志を持つ学生を鶴岡から多数輩出したい。」とコメントしています。

このニュースは下記メディアで報道されました。

  • 6月15日(水)YBC(テレビ) news every.(18時のニュース)
  • 6月15日(水)NHK総合(テレビ) 20:45のニュース
  • 6月16日(木)さくらんぼテレビ FNNニュース(11:30am-)
  • 616() 山形新聞 18
  • 616() 毎日新聞 25
  • 616() 朝日新聞 29
  • 6月17日(金) 荘内日報

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