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国際メタボローム学会第10回国際会議 2014年山形県鶴岡市での開催が正式発表される

国際メタボローム学会(会長:マーク・ビアント(英国バーミンガム大学教授))は、2014年6月の同学会第10回国際会議の開催地が山形県鶴岡市に決まったことを正式発表しました。

2013年7月1日~4日、スコットランド・グラスゴーで開催された第9回国際メタボローム学会の閉会式において、慶應義塾大学先端生命科学研究所(以 下、先端研)の冨田勝所長が第10回国際会議大会長としてプレゼンテーションを行い、記念すべき第10回国際会議の開催地が山形県鶴岡市に決定したことが 正式発表されました。

同学会の国際会議は、第一回(2005年)の山形県鶴岡市における開催から始まったもので、当時22カ国から約300名が参加しました。その後、06年米 国・ボストン、07年英国・マンチェスタ―、08年米国・ボストン、09年カナダ・エドモントン、10年オランダ・アムステルダムといった、北米、ヨー ロッパなど主要地域にて持ち回りで年会が開催され、当初は2011年の第7回国際会議を再度鶴岡市にて開催することとなり準備を進めていましたが、同年3 月に起きた震災の影響により、同年の開催地が急きょオーストラリア・ケアンズに変更されました。先端研の冨田所長が理事会に提案を行い、次のアジア地域開 催年である2014年の開催地を鶴岡市とすることが2011年6月に内定しました。その後、12年米国・ワシントンD.C.での開催を経て、2013年は 7月1日~4日にスコットランドのグラスゴーで開催され、約700名が参加しています。

 7月4日の現地時間16:30から行われた閉会式において、2014年の国際メタボローム学会第10回国際会議の開催地が山形県鶴岡市に正式決定したことが発表され、冨田所長が第10回国際会議大会長としてプレゼンテーションを行いました。

冨田所長は「2014年の開催地が山形県鶴岡市に正式決定したことはとても嬉しい。企画準備をしっかりと行い、山形県の素晴らしさを世界中の研究者にア ピールできるようなイベントを数多く企画したい。訪れる大勢の外国人研究者に、山形県の自然、歴史、食文化の魅力なども伝えていきたい。」とコメントして います。

 2014年の会議は、6月23日~26日の4日間、先端研を主管機関として開催され、国際植物メタボローム学会も共催開催される予定となっています。世 界中から約500名の研究者が一堂に介し、「健康」や「食糧」などをキーワードにした最先端研究の成果発表が行われる予定です。

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