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2015年のニュース
15.12.16
福田真嗣特任准教授、文部科学省 科学技術・学術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2015」を受賞
(15.12.16)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、所長 冨田勝)の福田真嗣特任准教授が、文部科学省科学技術・学術政策研究所(東京都千代田区、所長 奈良人司)の「科学技術への顕著な貢献2015(ナイスステップな研究者)」に選定されました。
科学技術・学術政策研究所では、2005年より、科学技術への顕著な貢献をした「ナイスステップな研究者」を選定しており、2015年は同研究所の調査研 究活動及び専門家ネットワーク(約2,000人)の調査を通して明らかとなった研究者の業績について、研究、産学連携及び研究支援等の観点から、特にその 成果が顕著であり、科学技術イノベーションに貢献する注目すべき11 名を選定しました。詳細は、科学技術・学術政策研究所のプレス発表http://www.nistep.go.jp/index-j.htmlをご覧ください。
福田特任准教授は、「腸内フローラの機能解明を目指した基礎研究成果から、腸内環境デザインによる健康長寿社会を実現するバイオベンチャー企業の設立」に関する業績が評価されて、このたびこの賞を受賞しました。(受賞理由詳細:http://www.nistep.go.jp/wp/wp-content/uploads/nistep2015.pdf の21ページ参照)
先端生命科学研究所からは、2010年に「次世代バイオ素材「合成クモ糸」の実用化へ向けた学生発ベンチャーの 山形県鶴岡市を拠点とした取り組み」で受賞した菅原潤一君(当時、博士課程在学)らの受賞以来の、二組目の受賞となります。
福 田特任准教授のコメント:「学部生の頃から続けてきた腸内フローラに関する研究成果だけでなく、それらの研究成果に基づいて病気ゼロ社会を目指すバイオベ ンチャー企業を設立したことが評価され、大変嬉しい。鶴岡から新規ヘルスケア産業を生み出し、健康長寿社会を実現したい。」
先端生命科学研究所 冨田所長のコメント:「便から健康情報を取り出すという独創的な研究は世界からも注目されています。山形県と鶴岡市の力強いご支援にとても感謝しています。」
このニュースは下記のメディアで報道されました。
・12/17 山形新聞 1面「「科学技術に貢献」賞に福田氏 慶大先端研(鶴岡)の特任准教授」
・12/18 荘内日報 1面
・12/24 朝日新聞 7面