Keio Astrobiology Camp 2017開催される

2017年3月26日- 28日、慶應義塾大学先端生命科学研究所（山形県鶴岡市）で「Keio Astrobiology Camp 2017」が開催されました。
アストロバイオロジーとは、NASAが提唱した造語で、地球における生命の起源、地球外生命の探査、人類の宇宙へ進出に関わる研究や技術開発を網羅した学際的で新しい研究分野です。
先端生命科学研究所では、2016年度に初のアストロバイオロジーのキャンプを実施し、2回目の実施となった今回、全国から前回を凌ぐ多数の応募が寄せられ、書類選考を経て16都府県から65名の高校生、高専生、大学生、大学院生が参加しました。
今回のキャンプは、「地球と宇宙における生命の起源及び探査」をテーマとして、宇宙航空研究開発機構（JAXA）、海洋研究開発機構（JAMSTEC）、東工大、大阪大、東北大、そして本塾の環境情報学部、政策・メディア研究科、先端生命科学研究所などに所属する第一線の研究者達による特別セミナー、参加者間のグループワーク、課題発表会、施設見学が行われました。
特別セミナーでは生命が地球上でどのように誕生して進化したのか、また地球外生命の可能性を調べるための最新の宇宙探査に関して、天文学、宇宙化学、惑星科学、化学、地学、生物学といった異なる分野からのアプローチを紹介していただきました。
グループワークでは学生達が主体となり、講演を通じて学んだ知識や講演者からのアドバイスを参考にしながら、未来のアストロバイオロジー研究プロジェクトを発案することに挑みました。最終日には計８チームが課題発表を行い、講師陣から寸評をもらい最終的に優秀プロジェクトを考案した３チームが表彰されました。


↑特別セミナー

↑グループワーク

↑閉講式

このニュースは以下のメディアにも掲載されました：

2017.3.26　　NHK 18:45ニュース　
2017.3.26　　YBC　真相報道バンキシャ　
2017.3.27　　山形新聞　30面
2017.3.28　　荘内日報　2面
2017.4.15　　河北新報　24面