Keio Astrobiology Camp 2018 開催される

2018年3月25日- 27日、慶應義塾大学先端生命科学研究所（山形県鶴岡市）で「Keio Astrobiology Camp 2018」が開催されました。
アストロバイオロジーとは、NASAが提唱した造語で、地球における生命の起源、地球外生命の探査、人類の宇宙へ進出に関わる研究や技術開発を網羅した学際的で新しい研究分野です。
先端生命科学研究所では、2016年度に初のアストロバイオロジーのキャンプを実施し、3回目の実施となった今回、全国から多数の応募が寄せられ、書類選考を経て14都府県から37名の高校生、大学生、大学院生が参加しました。
今回のキャンプは、「地球と宇宙における生命の起源」をテーマとして、NASA、海洋研究開発機構（JAMSTEC）、アストロバイオロジーセンター、理研、高知大、九州大、東北大、そして本塾の環境情報学部、政策・メディア研究科、先端生命科学研究所などに所属する第一線の研究者達による特別セミナー、参加者間のグループワーク、課題発表会、施設見学が行われました。
特別セミナーでは生命が地球上でどのように誕生し進化したのか、また地球外生命探査に関する最新の知見に関して、天文学、宇宙化学、惑星科学、化学、地学、生物学といった様々な分野からのアプローチを紹介していただきました。
グループワークでは学生と講師のマッチングを行い、将来自分が研究してみたい分野の先生と一緒にアストロバイオロジーに関連した研究計画を発案することに挑みました。最終日には計7チームが課題発表を行い、講師陣から寸評をもらい最終的に優秀プロジェクトを考案した3チームが表彰されました。

↑スーパーレクチャー

↑特別セミナー

↑活発な質疑応答

↑アイスブレイク（ポスターセッション）

↑グループワーク

↑集合写真