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「クモ糸のマルチオミクス解析」をテーマに受賞 河野暢明特任講師に若手アカデミー賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)の河野暢明特任講師が、日本学術会議若手アカデミーが主催する第3回若手科学者サミット(6月4日、日本学術会議・講堂)において若手アカデミー賞を受賞しました。

若手アカデミーは、内閣府の特別の機関として独立して活動する日本学術会議によって、将来の学術界を担う若手研究者を育成するために設置された常設の組織です。若手アカデミーでは各学協会の若手の会をつなぐ若手科学者ネットワークを運営しており、その登録団体からの推薦を受けた若手研究者による研究発表が、若手科学者サミット内で行われました。河野特任講師は、複数団体(生命情報科学若手の会・日本ゲノム微生物学会若手の会)からの推薦を受けて登壇し、もっとも魅力的な研究発表であると評価され、受賞となりました。

当該研究は、クモ糸のような工業・産業的に有益なバイオマテリアルを効率的に人工利用するためのデザイン原理を、ゲノムや遺伝子、そしてタンパク質などから多角的に解明する試みであり、これまでに世界中のクモのゲノム・遺伝子解析を行い、クモ糸の強さに関わるさまざまな因子を新たに発見した成果が評価され、「若手アカデミー賞」を受賞しました。

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