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「クモの糸」強さの秘密が明らかに ~新遺伝子発見で新素材開発に期待~

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)の河野暢明特任講師と荒川和晴准教授のグループはSpiber株式会社(山形県鶴岡市)中村浩之研究員らのチームと共同で、コガネグモ科オニグモ(Araneus ventricosus)のゲノムを決定し、世界で初めて多様なクモ糸タンパクとそれに関連する遺伝子の全貌を明らかにし、糸遺伝子の系統解析に成功しました。この研究では新たなクモ糸遺伝子や、糸の強さに影響を与える低分子タンパクの存在も発見されており、今後の人工クモ糸開発に大きく貢献すると考えられます。この研究内容は2019年6月10日、英国科学誌「Scientific Reports」にて発表されました。

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