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自然科学研究機構生命創成探究センターと先端生命科学に関する包括連携協定を締結

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田 勝)と、大学共同利用機関法人自然科学研究機構生命創成探究センター(センター長 加藤晃一)は、2020年2月13日付で先端生命科学分野において、両者の研究能力と人材を活かし、生物学における未踏の課題の解決および当該分野の人材育成に貢献することを目的とした包括連携協定を締結しました。

本包括連携協定による取組みを通じ、「生命とは何か」という人類共通の問いを追窮し、我が国と世界の学術及び科学技術の振興,並びに有為な人材の育成に取り組んでまいります。


■ 本包括連携協定について

1.名称
「大学共同利用機関法人自然科学研究機構 生命創成探究センターと学校法人慶應義塾 慶應義塾大学先端生命科学研究所との連携・協力の推進に関する協定書」

2.主な連携事項

(1)共同研究等の研究協力に関する事項
(2)研究者,学生及び関連する職員の交流に関する事項
(3)人材の育成に関する事項
(4)研究施設・設備の相互利用に関する事項
(5)研究資源の相互利用に関する事項
(6)その他本協定の目的を達成するために必要な連携・協力に関する事項 

3.包括連携協定締結の趣旨

古来人類は「生きているとは何か」について思いを馳せてきました。古くは哲学や宗教、芸術や文学を通して人々はその問いに向き合ってきましたが、今まさにこの究極の問いに、最先端の生命科学が挑戦するための土台が整いつつあります。慶應義塾大学先端生命科学研究所がその創立以来極めてきた、細胞を構成する要素を隅々まで定量的かつ網羅的に測定することを可能にするマルチオミクス技術と、これらを統合してシステムとして理解するコンピュータシミュレーション。自然科学研究機構 生命創成探究センターが得意とするあらゆる時間・空間解像度で生命現象を可視化する技術と、試験管内で生命現象を再構築する合成生物学的手法。志を同じにする二つのセンターは、連携により「観察」「測定」「予測」「合成」を一気通貫し、「生きているとはどういうことか」を定量的に理解するための挑戦に踏み出します。


このニュースは下記のメディアで報道されました。


・2/14 山形新聞 22面

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