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冨田勝所長 第5回「バイオインダストリー大賞」を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、以下「慶大先端生命研」)の冨田勝所長が、一般財団法人バイオインダストリー協会が主催する第5回「バイオインダストリー大賞」を受賞しました。
今回の受賞は、冨田勝所長の「システムバイオロジーの先駆的研究とその産業化による地域振興」の業績が評価されたものです。

バイオインダストリー大賞は、バイオインダストリーの発展に大きく貢献した、または、今後の発展に大きく貢献すると期待される顕著な業績に対して毎年一名に授与される賞です。第1回(2017年)は本庶佑京都大学特別教授が受賞し、翌年ノーベル医学・生理学賞を受賞しています。

冨田勝所長は「システムバイオロジーの先駆的研究とその産業化による地域振興」の業績に対して、本賞を受賞しました。生物学と情報科学を融合させた「システム生物学」の世界的なパイオニアとして、大量データに基づく生命科学「データドリブン・バイオロジー」分野において革新的な技術を数多く開拓し、また2001年に山形県鶴岡市に開設された慶大先端生命研の所長を現在まで20年間務めています。研究成果の事業化に率先して取組み、ベンチャー企業を自ら創業するとともに、後進の研究者に起業家精神を伝授し支援することで、バイオベンチャー6社と街づくりベンチャー1社の創業につなげ、地域振興や人材育成に大きく貢献してきたことが評価されました。

なお、表彰式・受賞記念講演会は10月13日(水)、国際的なバイオイベント"BioJapan2021"の会場(パシフィコ横浜)にて行われる予定です。

※(一財)バイオインダストリー協会によるプレスリリース詳細は下記をご参照ください。
https://www.jba.or.jp/jba/osirase/5_3.php


▼このニュースは下記のメディアで報道されました。
・7/17 山形新聞 23
・7/21 荘内日報 2面

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