慶應義塾大学先端生命科学研究所慶應義塾大学先端生命科学研究所

ニュース&イベント

HOMEニュース&イベント 2021年 第11回高校生バイオサミット開催される

2021年のニュース

第11回高校生バイオサミット開催される

2021年8月23-25日、第11回高校生バイオサミットin鶴岡が開催されました。(主催:山形県、鶴岡市、慶應義塾大学先端生命科学研究所)
 これは、全国の高校生が参加し、「成果発表部門」「計画発表部門」の参加者による研究展示と研究発表、優秀作品の表彰、バイオサイエンスに関するディスカッション等を行う研究コンテストで、今年で11回目の開催となります。今年度は新型コロナウイルス拡大防止の観点から、昨年度に引き続き、オンライン形式による開催となりました。
 第11回大会には、全国23都道府県の70校から258名が参加しました。書類審査を通過した116の作品が、8月11日 Zoomブレイクアウト5部屋に分かれて一回戦発表会で発表を行いました。その中から35作品が決勝に進み、8月23日、24日のZoom決勝発表会で決勝発表を行いました。本年は初めての試みとして、オンラインラボツアー、バイオサミットOBOGの大学生、大学院生による研究プレゼンテーションも行われた他、8月24日午後には意見交換会で参加者間、OBOG間の交流も図られ、盛況のうちに閉幕いたしました。



大臣賞の受賞者は下記の通りです。(その他の受賞者はサミットHPに掲載)
◇文部科学大臣賞
 鳥取県立鳥取西高等学校 自然科学部
「スナヤツメの砂泥中での行動を音響解析で「見る」」

◇厚生労働大臣賞
 学習院女子高等科 中原 杏菜
「関節リウマチマウスに対する ショウガ/ミョウガ抽出物の治療効果比較検証実験」

◇農林水産大臣賞
 世田谷学園高等学校 宇田津 朗
「東京都お台場海浜公園付近の赤潮珪藻を用いた養殖用飼料化への試み」

◇経済産業大臣賞
 山形県立酒田東高等学校 菅原 さくら
「プラスチックを分解する海洋微生物の探索」

◇環境大臣賞
 宮崎県立宮崎北高等学校 科学部カニ班
「STFTによるハクセンシオマネキ(Uca lactea)の理想的な求愛ダンスの解析 -求愛に成功するオスは,休まずに一定の速さで大きなハサミを振る-」



このニュースは下記のメディアで報道されました。
・山形新聞 2021年8月24日 15面、8月27日 15面
・荘内日報 2021年8月25日 1面、8月27日 2面 LINK 
・中日新聞 2021年8月25日 LINK
・北國新聞 2021年8月25日、8月27日

写真1 開会式 冨田勝実行委員長あいさつ

写真2 決勝発表会の様子

写真3 OBOGの大学生によるプレゼンテーション

写真4 オンラインラボツアー

TOPへ