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第12回高校生バイオサミット開催される

 2022年8月22-24日、鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、第12回高校生バイオサミットin鶴岡の決勝戦が開催されました。(主催:山形県、鶴岡市、慶應義塾大学先端生命科学研究所)
 これは、全国の高校生が集結し、「成果発表部門」「計画発表部門」の参加者による研究展示と研究発表、優秀作品の表彰、バイオサイエンスに関するディスカッション等を行う研究コンテストで、今年で12回目の開催となります。
 第12回サミットには、全国27都道府県70校から259名が参加し、史上最多となる119の研究作品が、まず8月8日の一回戦(Zoomプレゼンテーション)で研究発表を行い、そのうち35作品が決勝に進み、8月22,23日に鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、口頭発表で決勝戦を行いました。
 鶴岡現地での開催は3年ぶりとなり、研究発表、審査員との質疑応答、研究所ラボツアー、バイオサミットOBOGである大学生・大学院生との交流、参加者間の意見交換、などが行われ、非常に活発な議論が展開されました。大臣賞の受賞者は下記の通りです。(その他の受賞者は、後日サミットHPに掲載します。)

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文部科学大臣賞

東京大学教育学部附属中等教育学校 藤田佳歩

「アカハライモリの1日 〜行動解析系の構築によるサーカディアンリズム及び社会性の解析〜」

厚生労働大臣賞

埼玉県立松山高等学校 佐藤琉晟

「アメリカツノウズムシの眼のない個体(ヘッドレス)の光走性 」


◇農林水産大臣賞

山形県立鶴岡南高等学校 本間千裕

「雑食性の魚を誘引する低分子物質の探求」

経済産業大臣賞

横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 真次 怜

「ポリ乳酸に紫外線吸収効果を付与するためにヤブガラシの赤い色素は使えるか」

環境大臣賞

安田学園高等学校 青山 庵

「クロマルハナバチ (Bombus ignitus) の雄蜂でみられる倍数化が行動に及ぼす影響」


このニュースは下記のメディアで報道されました。

・NHK総合 NHKやままる 2022年8月22

「高校生バイオサミット」 生命科学の研究成果や計画を発表

・山形新聞 2022年8月23日 17面、8月25日 13面、9月5日 11面
・荘内日報 2022年8月25日 2面、8月26日 1面
朝日新聞 2022年8月28日 19面
・朝日新聞EduA
新しい教育のカタチを考える 生物部や自然科学部の高校生の熱戦「バイオサミット」 慶応大の研究所などが企画

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