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24.08.23
第14回高校生バイオサミット開催される
(24.08.23)
2024年8月21-23日、鶴岡メタボロームキャンパスにおいて、第14回高校生バイオサミットin鶴岡の決勝戦が開催されました。(主催:山形県、鶴岡市、慶應義塾大学先端生命科学研究所)
これは、全国の高校生が集結し、「成果発表部門」「計画発表部門」の参加者による研究展示と研究発表、優秀作品の表彰、バイオサイエンスに関するディスカッション等を行う研究コンテストで、今年で14回目の開催となります。
第14回サミットは、書類審査を経て、全国18都道府県63校から178名、95の研究作品が8月7日の一回戦(Zoomプレゼンテーション)で研究発表を行い、8月21日に鶴岡メタボロームキャンパスにおいて開かれた決勝に、54作品 92名が参加し、ポスター発表形式で決勝戦を行いました。(ポスター発表形式での決勝実施は、5年ぶり)
決勝では、研究発表、審査員との質疑応答、研究所ラボツアー、初企画となったWorld Poster Sessionによる参加者-SA-審査員間の研究交流、バイオサミットOBOGである大学生・大学院生との交流、意見交換会、などが行われ、新企画も実施されて活発な議論が展開されました。
▼決勝戦 会場(2024/8/21)
大臣賞の受賞者は下記の通りです。(その他の受賞者は、後日サミットHPに掲載。)
◇文部科学大臣賞
「イシガイ目二枚貝の保全と生育条件に関する研究」
佼成学園高等学校 小野克己
◇厚生労働大臣賞
「香りを持つクロモジ類の分類学的研究」
兵庫県立小野高等学校 かおり班4代目
◇農林水産大臣賞
「バイオチャー散布が森林生態系の炭素収支に与える影響の長期的検証」
浅野高等学校 工藤良史
◇経済産業大臣賞
「深層学習を用いた de novo タンパク質の設計: 配列・進化情報を統合した言語モデルの新規開発」
慶應義塾湘南藤沢高等部 君和田大輝
◇環境大臣賞
「海洋プラスチック汚染問題によるサンゴへの影響〜セイタカイソギンチャクを用いた研究〜 」
玉川学園高等部 髙橋 凛
このニュースは下記のメディアで報道されました。
・山形新聞 2024年8月22日、8月25日
・荘内日報 2024年8月23日
「研究成果生き生きと発表 高校生バイオサミット鶴岡」
・荘内日報 2024年8月24日
「庄内から2人入賞 後藤さん、小野寺さん 高校生バイオサミットin鶴岡」