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小惑星リュウグウ試料から5 種すべての核酸塩基を発見 ~炭素質小惑星にはDNA/RNA の素材が普遍的に存在~
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26.03.17
小惑星リュウグウ試料から5 種すべての核酸塩基を発見 ~炭素質小惑星にはDNA/RNA の素材が普遍的に存在~
(26.03.17)
国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 大和 裕幸)海洋機能利用部門 生物地球化学センターの古賀 俊貴 ポストドクトラル研究員および高野 淑識センター長・上席研究員/慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 荒川 和晴)・ 特任准教授、北海道大学低温科学研究所(所長 渡部 直樹)の大場 康弘 准教授、九州大学(総長 石
橋 達朗)大学院理学研究院の奈良岡 浩 教授、ヒューマン・メタボローム・テクノロジーズ株式会社(代表取締役 大畑 恭宏)の共同研究グループは、小惑星リュウグウ試料中の核酸塩基について、高精度な解析評価を行いました。
小惑星リュウグウ試料を用いた初期分析では、RNA に含まれるピリミジン塩基であるウラシルが検出されていましたが、試料量の制約により、他の核酸塩基の網羅的な探索は、未踏の科学課題として残されていました。そこで本研究では、JAXAの国際公募(AO3)で採択・分配されたリュウグウ試料を用い、同試料に含まれる核酸塩基の精密な評価を行いました。
その結果、リュウグウ試料には、DNAおよびRNAを構成する5種すべての核酸塩基(プリン塩基:アデニン、グアニン、ピリミジン塩基:シトシン、チミン、ウラシル)が、存在することを明らかにしました(図1)。これら5種の核酸塩基の存在確定と分子多様性の評価は、初めての報告です。本成果は、炭素質小惑星には、水―鉱物―有機物の相互作用により、多様な核酸塩基分子群を内在させること、生命誕生以前には、遺伝物質の基本構成要素がすでに存在していたこと、を示す一次情報を提示します。
本成果は、2026 年3 月17 日(日本時間 午前1 時)に、英国の科学誌「Nature Astronomy」 に掲載されました。
本成果は、2026 年3 月17 日(日本時間 午前1 時)に、英国の科学誌「Nature Astronomy」 に掲載されました。
プレスリリース詳細はこちらをご覧ください。
(図表も上記リンクから御覧ください)
このニュースは下記のメディアで報道されました。
・山形新聞 3/17 1面トップ記事
「小惑星りゅうぐうに全核酸塩基 鶴岡の先端研、HMTが解析研究に参加」
・読売新聞 3/17 31面
・朝日新聞
「はやぶさ2が持ち帰った小惑星の砂から全5種の塩基AGCTUを発見」
・毎日新聞
「地球のいのちは宇宙から飛来? 小惑星リュウグウに遺伝物質のもと」
・産経新聞
「小惑星リュウグウの試料から核酸の塩基5種全て発見 地球の生命の材料、宇宙飛来説を補強」
・日本経済新聞
「小惑星リュウグウから遺伝情報伝える塩基、全5種類を検出 海洋機構」
・共同通信
「リュウグウに5種の全塩基 生命の材料、起源解く鍵」
・AFP通信
「「リュウグウ」のサンプルから核酸塩基全5種発見 生命の「宇宙起源説」補強」


