ニュースレター
VOL19 - 2023 Spring
Research highlight
- 小型細胞外小胞(small extracellular vesicles, sEVs)メタボローム解析による がん悪性化メカニズムの解明に向けて
- ノンターゲット臨床メタボローム研究の確立へ向けて
- 黄金色のクモ糸色素成分明らかに
- 社会寄生種トゲアリの寄生行動を記載
- クモ糸を強化する新物資「SpiCE」を発見
- 薬剤耐性を誘導する原因遺伝子の特定に成功
Researcher Interview
第26回 湯澤 賢 特任講師 (合成生物学・生化学・ケミカルバイオロジー)
真に持続可能な社会の実現のために。

VOL18 - 2022 Spring
Research highlight
- シスプラチン抵抗性を獲得するメカニズムを解明
- クモの捕食戦略の進化を解明
- キャピラリーイオンクロマトグラフィー質量分析法を用いた陰イオン性代謝物の一斉分析法の開発
- Apotardigradaに関するクマムシの分類学を再分析
- 定量メタボロミクスと分子類似性から見る漢方薬の「熱と寒」
- ハダニ(ハダニ目:ハダニ科)の糸遺伝子の特徴を明らかに
Researcher Interview
第24回 齊藤 康弘 特任講師 (分子細胞生物学・がん生物学)
乳がんの基礎研究から、新たな治療法開発の発展のために
第25回 森田 鉄兵 特任講師 (RNA分子生物学)
生物の屈強さのカギとなる遺伝子のスイッチ

VOL17 - 2021 Autumn
Research highlight
- クマムシの発生メカニズム理解に向けて
- オオミノガのゲノム解明
- 抗がん剤の効果を飛躍的に高めるタンパク質SLFN11の新機能を発見
- クマムシが住むコケの中のミクロな世界を覗きみる
- 遺伝子発現データから乳がん転移を予測する手法を開発
- LC-MS/MSとCE-MS/MSを併用したジペプチドの一斉分析法の開発
Researcher Interview
第22回 北島 正二朗 特任准教授 (腫瘍生物学・実験病理学)
新しい切り口からがん治療の創薬を可能にするために
第23回 若山 正隆 特任講師 (植物科学・メタボロミクス・分析化学)
メタボローム解析を活かし、食品・農林水産業の発展のために

VOL16 - 2021 Spring
Research highlight
- メタボロゲノミクス:腸内細菌と腸内代謝物の統合解析
- 大学院の実習授業:「ゲノム工学実習」から5本の国際論文が掲載される
- 強いクモ糸の人工合成を叶えるには何が必要か
- 大規模分子進化解析でtRNAリン酸化酵素CIp1の進化系譜が明らかに
- クマムシの乾眠誘導を制御するメカニズム
- コンピュータ・シミュレーションで明らかとなった,心筋細胞の代謝ダイナミクス
- ジペプチドの一斉分析による肝細胞癌における特異的プロファイリングの解明
- 個人の腸内では長期に渡って同一のビフィズス菌が維持される可能性を示唆
Researcher Interview
第20回 村井 純子 特任准教授 (がん研究・細胞生物学)
複製ストレス制御因子SLFN11が織りなす生命現象の統合的理解のために
第21回 河野 暢明 特任講師 (バイオインフォマティクス・システム生物学・合成生物学)
生命の設計原理を理解するために

VOL15 - 2020
Research highlight
- シースレスCE-MS:超高感度の代謝物一斉分析法の開発
- アスベストが原因で発症する悪性腫瘍のメタボローム解析
- 放射線がん治療効果の診断を助ける指標を発見
- 周期的な配列を有するゲノム編集関連配列を検出する新規ソフトウェアを開発
- ヒト免疫不全ウイルス (HIV) 進化の軌跡を俯瞰する
- 海藻に含まれる物質の大解剖
- 複製プロセスがバクテリアのゲノム構造を決定していることを証明
Researcher Interview
第19回 斎藤 輪太郎 特任教授 (バイオインフォマティクス・ネットワーク生物学)
メタボロームデータの解析を通じて人々の健康に貢献したい

VOL14 - 2018
Research highlight
- 大腸菌は人工の外来 RNA を受け入れ、利用することが可能である!
- 絶滅危惧種「ケンランアリスアブ」の生態にあらたな発見
- 疾病バイオマーカーの計画的な創出を指向した新規方法論の提案
- クマムシ乾眠能力の違いのメカニズムは、その準備段階にあり!
- 細胞内のゲノム挙動情報を活用したコンティグ再配置アルゴリズムを開発
- 山形県鶴岡市で極限環境耐性を持つクマムシの新種を発見
- DNA の材料「チミジン」の分解によるガン細胞の生存戦略
Researcher Interview
第18回 黒田 裕樹 准教授 (発生生物学・初期発生)
生物がオートマチックに形を変えていく仕組みを明らかに

VOL13 - 2017
Research highlight
- G-Links:生物学のビッグデータの「収集・統合・抽出」を支援する新システム
- 微細藻類の群体性・単細胞性の分岐点はどこか?
- リボソームプロファイリングによる大腸菌翻訳効率の網羅的解析
- 微小生物の単一個体由来の超微量 DNA による全ゲノム解析手法を確立
- 真核生物の進化を、tRNA の特徴から検証する
- Euglena における網羅的遺伝子発現解析
- フィールドの生物を対象としたトランスクリプトーム解析のフィージビリティスタディ
- ヨーロッパカブトエビと、tRNA 断片の新たな関係性
Researcher Interview
第17回 鈴木 治夫 准教授( バイオインフォマティクス・微生物学)
オミクス解析によって微生物の多様性を理解し、さらにその有効利用を目指す。

VOL12 - 2016
Research highlight
- 温泉水飲用の効果をメタボローム解析および腸内フローラ解析で明らかに
- 高度オイル産生微細藻類における多面的アプローチを用いた再分類
- リボソームプロファイリングによる大腸菌翻訳効率の網羅的解析
- TNF関連シグナル伝達経路上で、細胞の免疫応答に重要な因子を新たに発見
- 生きた化石" カブトエビ" の進化に迫る
- 50個以上のDNA断片を一度に集積可能な技術を開発
- 血液の採取や保存条件が代謝物プロファイルに与える影響を解析
Researcher Interview
第16回 荒川 和晴 特任准教授( バイオインフォマティクス・システム生物学)
様々な生物の大規模かつ複雑な生命情報から、生命の本質を解き明かす。

VOL11 - 2015
Research highlight
- バクテリアの増殖効率とゲノム対称性の関係性を解明
- ヒストン修飾と選択的スプライシングの関係性の解析
- バイオインフォマティクス統合解析プラットフォーム EMBOSS と G-language の融合
- パーソナルゲノム時代の先進的リテラシー教育
- 9種類の肝臓疾患を一度に診断する血液バイオマーカーを発見
- 細胞シミュレーションを用いて血液保存時の代謝作用機序を明らかに
- 線虫における変則的遺伝暗号のゆらぎを解析
Researcher Interview
第15回 内藤 泰宏 准教授(理論生物学)
選択圧を理論で明らかにし、生態系がたどった歴史を解き明かす。

VOL10 - 2014
Research highlight
- 心筋細胞の発生過程をたどる網羅的シミュレーション
- 藻類が二酸化炭素からバイオマスを作る代謝過程を解析
- アルツハイマー病をはじめとした変性性認知症特有の代謝物質を明らかに
- バクテリアにおける環境応答機構の進化の一端を明らかに
- プロテオームデータからの網羅的なタンパク質の定量
- 物理結合ドメインを考慮したタンパク質複合体の高精度予測
- 細胞周期におけるmicroRNAの役割の解明
Researcher Interview
第14回 平山 明由 特任助教(分析化学)
分析化学によって代謝測定技術を極め、医療・健康に貢献する。
