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土星衛星エンケラドス模擬熱水環境でのペプチド合成 ~地球外天体における化学進化の可能性に迫る~

 慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)・国立研究開発法人海洋研究開発機構(神奈川県横須賀市、松永 是 理事長、以下JAMSTECとよぶ)の高萩 航(研究当時 : 大学院政策・メディア研究科修士課程2年、JAMSTEC研究生)、瀬尾 海渡(研究当時 : 環境情報学部4年、JAMSTEC研究生)、藤島 皓介 特任准教授らのグループはJAMSTECの渋谷 岳造 主任研究員、高野 淑識 主任研究員らのチームと共同で、土星の衛星の1つであるエンケラドスの海洋環境を模擬した実験装置で、生命の基となるアミノ酸からペプチドが合成されることを実験的に証明しました。
 本研究は、将来のエンケラドス生命探査においてどのような物質が発見されれば生命の痕跡と言えるかといった観点から、調査する有機物の対象を絞り込む上で重要な役割を果たすという点でも期待されています。
 本成果は、アメリカ化学会が発行する学術誌「ACS Earth and Space Chemistry」に1011日付けで掲載されました。

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