鶴岡メタボロームコホート研究プロジェクト/Tsuruoka Metabolomics Cohort Study (TMCS) Project

健康寿命に密接に関連するNon-communicable diseasesあるいはエイジングに伴う機能変化に対する新規・先端的な予防方法の確立と社会還元を目標に、2012年4月に開始された地域住民コホート研究である。
ライフスタイル、食事、社会心理的要因をはじめとする幅広い健康関連情報と、メタボローム、ゲノム（SNPs）等の網羅的生体分子情報、疾患の発症情報を、鶴岡市在住・在勤者11,002名の同意と協力を得て継続的に収集しており、循環器疾患（脳卒中、心疾患）、がん、フレイル、認知機能低下の予防ならびに女性の健康を主たるテーマにプロジェクトを進めている。
メタボローム解析は、IABのコア技術であるCE/MS法による測定とLC/MS法による測定を組み合わせて継続的かつ網羅的に行っており、データ中に大量に出現する対応代謝物質不明の未知ピークを情報科学的手法を用いて網羅的に収集するパイプラインの構築も進めている。

文献/Publication

1. Maturitas 155:54‐62.(2022)
2. Cancer Epidemiol Biomarkers Prev. 31(1):269‐279.(2022)
3. J Epidemiol. 32;180‐187.(2022)
4. Eur J Prev Cardiol. zwab142.(2021)
5. Sci Rep. 1;11(1):7407.(2021)
6. J Clin Med. 10(9):1826(2021)
7. PLoS One 16(2):e0246456.(2021)
8. PLoS One 13(1): e0191230(2018)
9. PLoS One 11(10): e0164877.(2016)
10. Menopause 23(7):749‐58.(2016)

武林 亨 教授
Toru Takebayashi
Professor

原田 成 専任講師
Sei Harada
Assistant Professor

飯田美穂 専任講師
miho ida
Assistant Professor
<地域コミュニケーションチーム>
秋山 美紀　教授

Miki Akiyama
Professor
<メタボローム・バイオインフォマティクスチーム>

平山 明由　准教授
Akiyoshi Hirayama
Associate Professor
杉本 昌弘　教授
Masahiro Sugimoto
Professor
斎藤 輪太郎　特任教授
Rintaro Saito
Project Professor