ニュース
10.05.12
研究助手に地元高校生を11名採用
(10.05.12)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長)は、同研究所が実施している7つの最先端プロジェクトの「研究助手」として、隣接する 山形県立鶴岡中央高等学校(山田陽介校長)の生徒を任用することになりました。鶴岡中央高等学校は954名の生徒が在籍しており同校生徒の希望者の中から 筆記試験と面接で11名を選抜し採用いたしました。この研究助手の任用式が5月12日(水)執り行われました。
開設当...
10.05.07
慶應義塾大学先端生命科学研究所、日英共同研究開始
(10.05.07)
英国のインペリアルカレッジロンドンは、慶應義塾大学先端生命科学研究所(IAB、山形県鶴岡市)と細胞の代謝解明のための共同研究契約を締結しました。
(左から、インペリアル・カレッジ・ロンドン医学部教授Dr.Ken Haynes, IAB冨田所長、同 Douglas Murray講師)
老化や発がんには細胞の「酸化」が深く関与していることが知られています。本来、細胞には酸化還元バランスを自ら調節する代...
10.04.15
慶應義塾大学先端生命科学研究所、オールジャパン体制で新薬開発へ
(10.04.15)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下慶大先端研 所長 冨田 勝)は、独立行政法人医薬基盤研究所(理事長 山西弘一)の「保健医療分野における基礎研究推進事業」において、8つの国立の研究機関とチームを組んで、新薬開発研究を開始することを発表しました。(参考ページ:(独)医薬基盤研究所 平成22年度新規採択プロジェクトについて)
この事業は、疾患患者から採取した病変組織および正常組織に存在する数万種類以...
10.04.03
下村脩博士、IAB初訪問
(10.04.03)
2010年4月3日、慶應義塾大学先端生命科学研究所見学会の特別ゲストとして、下村脩博士(2008年度ノーベル化学賞受賞) が初めてIABを訪問し、地元の中学生・高校生をはじめとする約130名を対象に、ご講演くださいました。
下村博士は、ご自身が研究者になるまでの生い立ち、研究において直面した数々の困難と、それらをどのように乗り越えられたかをお話しくださり、参加 した中学生・高校生らに、「どんな難...
10.03.27
スプリング・サイエンス・キャンプ2010開催される
(10.03.27)
慶應義塾大学先端生命科学研究所において、3/25-27の3日間、「スプリング・サイエンス・キャンプ2010」(主催:JST)が開催され、全 国の高校生16名が参加しました。高校生たちは、最先端の遺伝子工学実験、メタボローム解析、インフォマティクス解析等を体験し、大変意欲的に取り組んで いました。実習終了後、オプションとして鶴岡市立加茂水族館の見学を行いました。(サイエンスキャンプの詳細はこちら へ...
10.03.27
第9回日本植物分類学会、奨励賞を受賞
(10.03.27)
慶應義塾大学先端生命科学研究所の仲田崇志特任助教は、2010年3月25日-3月28日に愛知教育大学にて開催された第9回日本植物分類学会において、奨励賞を受賞しました。
10.03.13
先端医療開発特区セミナー「がん医療の未来」開催される
(10.03.13)
先端医療開発特区 セミナー「がん医療の未来 ―鶴岡発 がん研究の最前線」が、3月13日、東京第一ホテル鶴岡で開催され、約400名が参加しました。(主催:先端医療開発特区セミナー実行委員会:鶴岡地区医師会、荘内病院、鶴岡市、IAB)(セミナー詳細はこちら )
このセミナーは、慶應義塾大学先端生命科学研究所等で展開されているがん医療研究(関連記事 )をわかりやすく解説することを目的としたも...
09.11.02
博士課程学生の研究成果、日本生化学会大会で表彰される
(09.11.02)
慶應義塾大学先端生命科学研究所の大学院後期博士課程3年の紙健次郎君は、10月21-24日に兵庫県神戸市で開催された第82回日本生化学会大会にて「日本生化学会大会優秀プレゼンテーション賞」を受賞し、表彰されました。
紙君は、さまざまな条件下において培養したがん細胞をCE-TOFMSを用いてメタボローム解析し、がん細胞が自身の増殖に必要なエネルギーを作り 出す際 に、回虫などの寄生虫が低酸素環境下で用...
09.10.30
慢性腎臓病の悪化を防ぐ新たな治療法の開発
(09.10.30)
東北大学大学院医工学研究科・医学系研究科の阿部高明教授と慶應義塾大学先端生命科学研究所の曽我朋義教授らの研究グループは共同で、今まで根本的 治療法のなかった慢性腎臓病の新たな治療ターゲットタンパク質OATP-Rを腎臓で発見しました。OATP-Rは体内に蓄積する尿毒症物質を体外にくみ出 す働きがありますが、腎不全時には機能が下がっています。研究グループはOATP-Rの機能を上昇させる薬が抗高脂血症薬...
09.10.22
メタボローム解析の新技術で特許取得
(09.10.22)
慶應義塾大学先端生命科学研究所の曽我朋義教授らのグループが開発した 「CE-MSによる陰イオン性メタボロ―ムの測定法」(詳細は2009/6/17のPR参照 )が 特許を取得しました。
特許第4385171号 "シースフロー方式のキャピラリー電気泳動ー質量分析計法による陰イオン性化合物の測定装置" 平成21年10月9日