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小惑星リュウグウに核酸塩基とビタミンが存在! ~生命誕生前の分子進化と生命の起源解明に期待~

北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授、 海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員 (慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授)、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らの国際共同研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ 2」によって持ち帰られた小惑星リュウグウの粒子から、全ての地球生命の RNAに含まれる核酸塩基 、ウラシルの検出に成功しました。さらに同一サンプルから、生命の代謝に関する重要な補酵素...

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慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長 冨田勝が退任、次期所長に荒川和晴を選出

慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下、先端研)は、2023年3月末日付けで所長を務める冨田勝が退任し、2023年4月1日付けで同大学院政策・メディア研究科/環境情報学部 教授 荒川和晴を次期所長として選出しましたことをお知らせいたします。次期所長の任期は、2023年4月1日から2年間です。 冨田は、2023年3月末日で同大学環境情報学部教授職を定年退職することに伴い、先端研開設以来務める所長の...

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クマムシゲノム由来のDNA配列を用いて、光るクマムシの作出に成功

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田 勝)の荒川 和晴 教授と、⼤学共同利⽤機関法⼈⾃然科学研究機構 ⽣命創成探究センター⽥中 冴 特任助教(慶應義塾⼤学 先端⽣命科学研究所 所員)のグループは、ExCELLS/基礎⽣物学研究所の⻘⽊ ⼀洋 教授と共同で、極限環境耐性生物であるクマムシに緑色蛍光タンパク質などの外来遺伝子を発現させることに世界で初めて成功しました。 研究グループは、クマムシの...

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ヒト腸内細菌の1種が持久運動パフォーマンスの向上に貢献 ―腸内フローラと運動能力の関係が明らかに―

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田 勝)の福田真嗣特任教授(順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授・神奈川県立産業技術総合研究所腸内環境デザイングループグループリーダー・JST ERATO副研究総括を併任)と、アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社(社長 佐見 学)の森田寛人研究員・狩野智恵研究員、青山学院大学(学長 阪本 浩)の内山義英教授・原晋教授らの研究グループ...

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冨田勝所長「第27回安藤百福賞」大賞を受賞

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の冨田勝所長が、公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興財団の「食創会 ~新しい食品の創造・開発を奨める会~」(小泉純一郎会長、元内閣総理大臣)が主催する2022年度食創会「第27回安藤百福賞」において「大賞」を受賞しました。今回の受賞は、「システムバイオロジーの先駆研究と食品産業への貢献」の業績が評価されたものです。 公益財団法人安藤スポーツ・食文化振興...

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クモ糸の構造と力学物性をデータベース化 -人工クモ糸材料の創出に貢献-

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センターバイオ高分子研究チームのマライ・アリ・アンドレス上級研究員、沼田圭司チームリーダー(京都大学大学院工学系研究科教授)、京都大学大学院工学研究科の土屋康佑特定准教授、慶應義塾大学先端生命科学研究所の荒川和晴教授らの国際共同研究グループは、世界中に生息する1,000種を超えるクモからクモ糸を採取し、クモ糸タンパク質の構造とクモ糸の物性について網羅的な情報をデ...

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男性ホルモン濃度の低下は腸内細菌叢の多様性を損なうことが判明 ー 前立腺がんの内分泌治療の副作用低減に期待 ー

順天堂大学大学院医学研究科泌尿器外科学(東京都文京区)の呉彰眞 助手、堀江重郎 教授、慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の福田真嗣 特任教授(研究当時。現:順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座・特任教授)らの共同研究グループは、前立腺がんの内分泌治療(ADT)*1により男性ホルモンのテストステロン濃度を低下させると、腸内細菌叢*2に変化が生じて、その多様性*3が損なわれることを明...

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慶應義塾大学先端生命科学研究所と株式会社資生堂がビューティーイノベーションの創出および人財育成に関する包括連携協定を締結

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長:冨田 勝)は、株式会社資生堂(代表取締役 社長 CEO 魚谷 雅彦)と未来型イノベーション をリードする人財育成を目的とした包括連携協定を2022年6月21日に締結いたしました。 プレスリリース詳細はこちらをご覧ください。 ▼このニュースは下記のメディアで報道されました。・6/21 TUY Nスタやまがた 「最先端技術』で『美』の開発をめざす連携協定」 ・6/...

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三井住友信託銀行株式会社との社会課題解決や地域社会への貢献に向けた包括連携協定の締結について

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長:冨田 勝)は、三井住友信託銀行株式会社(取締役社長:大山 一也)と社会課題の解決や地域社会への貢献を図ることを目的に、2022年3月2日に包括連携協定を締結しました。 プレスリリース詳細はこちらをご覧ください。 ▼このニュースは下記のメディアで報道されました。 3/2 NHKやままる「鶴岡の慶応大先端生命科学研究所と三井住友信託銀行が連携協定」 3/2 YTS...

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腸内細菌叢の状態を細胞画像から読み解く -深層学習を活用した新たな解析手法を開発-

理化学研究所(理研)生命機能科学研究センター多階層生命動態研究チームの古澤力チームリーダー、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授らの共同研究チームは、糞便の顕微鏡画像から「腸内細菌叢[1]」の状態を推定する新たな手法を開発しました。 本研究成果は、腸内細菌叢の状態を調べ、その振る舞いを予測しコントロールする技術に応用可能なことから、健康維持や疾患の診断・予防・治療法の開発に貢献すると期...

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