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腸内細菌は宿主の食生活に遺伝子変異で適応する ~無菌マウスと大腸菌を用いた人工共生系で明らかに~

慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属する慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程3年月見友哉と福田真嗣特任教授(順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授・神奈川県立産業技術総合研究所腸内環境デザイングループグループリーダー・筑波大学医学医療系客員教授・JST ERATO 深津共生進化機構プロジェクト副研究総括を併任)らの研究グループは、無菌マウス1) と大腸菌を用いた人工共生系2)...

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新規ミトコンドリア膜貫通ペプチドによる遺伝子送達

理化学研究所(理研)環境資源科学研究センター バイオ高分子研究チームの沼田 圭司 チームリーダー(京都大学大学院 工学系研究科 教授、慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任教授)、吉永 直人 基礎科学特別研究員(慶應義塾大学先端生命科学研究所 特任助教)らの共同研究グループは、ミトコンドリア膜タンパク質から着想を得た機能性ペプチドとプラスミドDNA(pDNA)からなる複合体が、細胞内のミトコンドリ...

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下痢型過敏性腸症候群の診断を補完する分類器を開発

慶應義塾大学先端生命科学研究所に所属する慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科博士課程3年田中一己と福田真嗣特任教授(順天堂大学大学院医学研究科細菌叢再生学講座特任教授・神奈川県立産業技術総合研究所腸内環境デザイングループグループリーダーを併任)らの研究グループは、東京大学大学院薬学系研究科の浦野泰照教授と小松徹助教、東北大学大学院医学系研究科の福土審教授と田中由佳里助教(研究当時)らとの共同研究...

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ブドウ糖によく似た糖の一種であるマンノース抗がん剤の治療効果を高める新たなメカニズムを発見

大阪国際がんセンター研究所の原田陽一郎 主任研究員(兼チームリーダー、糖鎖オンコロジー部)と慶應義塾大学先端生命科学研究所の平山明由 准教授、村井純子 特任准教授らの国際共同研究グループは、糖の一種であるマンノース*1が抗がん剤の治療効果を高める新たなメカニズムを発見しました。この研究成果は、抗がん剤治療の副作用の低減に道を開くもので、2023 年7月18日に国際学術誌 「eLife*2」に掲載さ...

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前田太郎特任助教が、クラウドファンディング実施

慶應義塾大学先端生命科学研究所の前田太郎特任助教が、「葉緑体を盗む技術!?光合成するウミウシの謎の解明にご寄付を!」プロジェクトで、クラウドファンディングを行います。 ウミウシ用酸素濃度計「ウミウシ聴診器」を使って、動物が、藻類から奪った葉緑体で光合成を行う分子機構の解明に挑みます。 内容は こちら でご覧いただけます。

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発熱がウイルス性肺炎の重症化を抑制するメカニズムを解明 ~重症化の抑制には38℃以上の体温で活性化した腸内細菌叢が必要だった~

東京大学医科学研究所の一戸猛志准教授と、慶應義塾大学先端生命科学研究所の福田真嗣特任教授、順天堂大学大学院医学研究科総合診療科学の内藤俊夫教授らによる研究グループは、38℃以上に上昇した体温(発熱)が腸内細菌叢の活性化を介して二次胆汁酸量を増加させ、ウイルス性肺炎の重症化を抑制することを分子レベルで明らかにすることに成功しました。 これまで外気温や体温がウイルスに感染した場合の重症度に与える影響に...

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高校生研究助手17名、特別研究生15名、過去最多の計32名の地元高校生を受け入れ

慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、荒川和晴所長)は、2023年度「高校生研究助手」として、山形県立鶴岡中央高等学校(兼子由香校長)の生徒17名を任用することになりました。さらに、2023年度「特別研究生」として、地元高校生 計15名(山形県立鶴岡南高等学校(遠田達浩校長)生徒2名、山形県立鶴岡北高等学校(難波理校長)生徒2名、山形県立鶴岡工業高等学校(平山豊校長)生徒1名、羽黒高等学校...

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小惑星リュウグウに核酸塩基とビタミンが存在! ~生命誕生前の分子進化と生命の起源解明に期待~

北海道大学低温科学研究所の大場康弘准教授、 海洋研究開発機構の高野淑識上席研究員 (慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授)、九州大学大学院理学研究院の奈良岡浩教授らの国際共同研究グループは、小惑星探査機「はやぶさ 2」によって持ち帰られた小惑星リュウグウの粒子から、全ての地球生命の RNAに含まれる核酸塩基 、ウラシルの検出に成功しました。さらに同一サンプルから、生命の代謝に関する重要な補酵素...

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慶應義塾大学先端生命科学研究所 所長 冨田勝が退任、次期所長に荒川和晴を選出

慶應義塾大学先端生命科学研究所(以下、先端研)は、2023年3月末日付けで所長を務める冨田勝が退任し、2023年4月1日付けで同大学院政策・メディア研究科/環境情報学部 教授 荒川和晴を次期所長として選出しましたことをお知らせいたします。次期所長の任期は、2023年4月1日から2年間です。 冨田は、2023年3月末日で同大学環境情報学部教授職を定年退職することに伴い、先端研開設以来務める所長の...

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クマムシゲノム由来のDNA配列を用いて、光るクマムシの作出に成功

慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田 勝)の荒川 和晴 教授と、⼤学共同利⽤機関法⼈⾃然科学研究機構 ⽣命創成探究センター⽥中 冴 特任助教(慶應義塾⼤学 先端⽣命科学研究所 所員)のグループは、ExCELLS/基礎⽣物学研究所の⻘⽊ ⼀洋 教授と共同で、極限環境耐性生物であるクマムシに緑色蛍光タンパク質などの外来遺伝子を発現させることに世界で初めて成功しました。 研究グループは、クマムシの...

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