ニュース
21.09.28
化学療法薬に対する薬剤耐性のメカニズムを解明
(21.09.28)
庄内地域産業振興センター(山形県鶴岡市、皆川治理事長)と慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、冨田勝所長、以下 慶大先端生命研)および国立がん研究センター(東京都中央区、中釜斉理事長)との共同研究において、国立がん研究センター・鶴岡連携研究拠点の牧野嶋秀樹チームリーダーらが、化学療法薬の一つであるペメトレキセド(製品名:アリムタ)に耐性のある悪性胸膜細胞株を樹立し、その薬剤耐性機構のメカニ...
21.08.25
第11回高校生バイオサミット開催される
(21.08.25)
2021年8月23-25日、第11回高校生バイオサミットin鶴岡が開催されました。(主催:山形県、鶴岡市、慶應義塾大学先端生命科学研究所) これは、全国の高校生が参加し、「成果発表部門」「計画発表部門」の参加者による研究展示と研究発表、優秀作品の表彰、バイオサイエンスに関するディスカッション等を行う研究コンテストで、今年で11回目の開催となります。今年度は新型コロナウイルス拡大防止の観点から、昨年...
21.07.28
人工クモ糸の物性を劇的に改善する新物質を発見 ―新素材開発に期待―
(21.07.28)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の河野暢明特任講師と荒川和晴准教授の研究グループは、理化学研究所環境資源科学研究センター(埼玉県和光市)、京都大学(京都府京都市)、Spiber株式会社(山形県鶴岡市)と共同で、ジョロウグモ亜科4種のゲノムを決定した上でマルチオミクス解析を実施し、研究対象のクモ糸がこれまで考えられていた以上に複雑な複合素材であることを明らかにしました。さらに、新規同定...
21.07.16
冨田勝所長 第5回「バイオインダストリー大賞」を受賞
(21.07.16)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、以下「慶大先端生命研」)の冨田勝所長が、一般財団法人バイオインダストリー協会が主催する第5回「バイオインダストリー大賞」を受賞しました。今回の受賞は、冨田勝所長の「システムバイオロジーの先駆的研究とその産業化による地域振興」の業績が評価されたものです。
バイオインダストリー大賞は、バイオインダストリーの発展に大きく貢献した、または、今後の発展に大き...
21.07.13
もっと手軽に3Dイメージング 生命科学研究で広く利用できる、高精細かつ低コスト3Dイメージング装置と手法を開発
(21.07.13)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田勝、山形県鶴岡市)のガリポン・ジョゼフィーヌ特任助教らの研究グループが群馬大との共同研究で、新しい3Dイメージング装置と手法を開発しました。
生命科学研究で用いる多様な生物標本で、高精細な立体形態解析「3Dイメージング」を行えるようになります。また、開発した装置は低コストで構築でき、3Dデータの扱いも簡便です。立体解析とあわせて、平面解析(顕微鏡による...
21.07.07
慶應義塾、国立がん研究センター、山形県、鶴岡市が第2期協定を締結
(21.07.07)
2021年7月7日(水)、学校法人慶應義塾、国立研究開発法人国立がん研究センター、 山形県及び鶴岡市による第2期協定締結式が開催されました。協定締結式はオンラインで会場をつないで実施され、国立がん研究センター・中釜斉理事長、山形県・吉村美栄子知事、鶴岡市・皆川治市長、慶應義塾・伊藤公平塾長が出席し、協定書にサインを行いました。
▲オンラインでの協定締結式の様子左上から時計回りに:吉村美栄子...
21.07.07
様々なイネ系統の全ての遺伝子の応答を、気象情報から予測可能に 栽培地の環境を考慮したより高精度な育種を可能とする技術を開発
(21.07.07)
龍谷大学農学部 永野惇准教授(慶應義塾大学先端生命科学研究所特任准教授)、龍谷大学食と農の総合研究所 鹿島誠特別研究員(現・青山学院大学理工学部化学・生命科学科助教)らを中心として、龍谷大学、東京農工大学、京都大学、青山学院大学、滋賀大学、済美高等学校、慶應義塾大学からなる研究チームによって実施された標記の研究成果が、国際論文誌 Plant and Cell Physiologyに掲載されました。...
21.07.05
唾液中のがんマーカーをわずか1分で測定する技術を開発 ー唾液検査で大腸がん患者を高精度かつ大規模に診断することが可能にー
(21.07.05)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(所長 冨田勝、山形県鶴岡市)の曽我朋義教授、五十嵐香織技術員らのグループは、キャピラリー電気泳動-質量分析計(CE-MS)を用いた多検体同時測定技術を開発し、唾液中のがんマーカーであるポリアミン類を1分で測定することを実現しました。
ポリアミン類は、大腸がん、膵臓がんなどのがん患者の唾液や尿で急激に増加することが知られていましたが、既存の方法では1検体の測定に10分...
21.06.25
内閣府「地域バイオコミュニティ」に認定 鶴岡サイエンスパークを中心とする鶴岡バイオコミュニティ
(21.06.25)
慶應義塾大学鶴岡タウンキャンパス先端生命科学研究所が中核となる鶴岡サイエンスパークが、内閣府による「地域バイオコミュニティ」の認定を受けました。
HMT社やSpiber社などの慶應発バイオベンチャー5社に加え、サイエンスパーク内にある国立がん研究センターや理化学研究所などの研究機関が協力し、バイオテクノロジーによる循環型経済社会の実現を目指します。
内閣府が重点拠点として認定した4つの地域バイオコ...
21.06.09
慶大先端生命研・早大OI機構/早稲田ビジネススクール・損保ジャパン イノベーション創出人材育成を目指した共同研究を開始
(21.06.09)
慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市、所長 冨田勝、以下「慶大先端生命研」)と早稲田大学オープンイノベーション戦略研究機構(OI機構)「科学技術と新事業創造リサーチ・ファクトリー」(担当教員 牧兼充、以下「早大牧ファクトリー」)、損害保険ジャパン株式会社(東京都新宿区、取締役社長 西澤敬二、以下「損保ジャパン」)は、鶴岡モデルに基づくイノベータ人材育成プログラムの開発にむけた調査・研究を行...